パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

2022-01-01から1年間の記事一覧

『寝る姿勢と頭痛の関係〜リアルサイエンスシリーズ』

最近、1時間以上昼寝をした後に、激しい片頭痛(片方ではなく、頭全体の拍動痛)を経験することが多くなったことに気づきました。 睡眠不足によって頭痛が起こることはよく知られていますが、過剰な睡眠によっても頭痛がもたらされることが、過去の研究でも…

『“量子力学”を超えて〜量子力学をリアルサイエンスで斬る』

2022年12月12日東京および14日大阪において、前回の『鉱石の色と波動』の講座に引き続き、量子の世界を記述した量子力学をリアルサイエンスで徹底的に解剖していきます。 量子力学では、私たちの直感や経験では理解不可能な現象を小難しい数式を並べて説明し…

『モチベーションが低下する理由〜リアルサイエンスシリーズ』

現代社会の若者は、無気力であることがよく言われています。 もちろん、きちんとゴール設定し、逆算して物事を成し遂げられるタイプの人も存在しています。 しかし、私の若いときを思い出しても、目標を失って生きる意義を見出せなくなり、絶望感にとらわれ…

『なぜ今、電気自動車なのか?〜俯瞰シリーズ』

先日、電気自動車のスポーツカーやガルウイングの最新のテスラ車などを見る機会がありました。 今や世界では、電気自動車が未来の車であることは完全に刷り込まれたように見えます。 日本でも日産のリーフなどの電気自動車が走っています。 このリーフのバッ…

『「ゲイト・キーパー(gate keepers)」にご留意を〜俯瞰シリーズ』

ここ数ヶ月の間、私は、コビットや遺伝子ワクチンに関する動きを静観しています。 なぜなら、トランプのQアノンと同じ動きがあまりにも酷くなってきたからです。 現象としては、ディープ・ステート(♨️の造語です(^_−)−☆)に反対するというくくりと、遺伝子…

『妊婦が毛染めをしてはいけない理由〜リアルサイエンスシリーズ』

毛染めの人工合成染料にはかなりの毒性物質が混入しています。 最新の研究においても、染料と膀胱がん、乳がん、白血病、悪性リンパ腫、骨髄腫などのがんのリスクとの関連が報告されています(Risk of Carcinogenicity Associated with Synthetic Hair Dyein…

『地球温暖化危機はない!〜俯瞰シリーズ』

国際エネルギー機関(IEA)は、2025年までに化石燃料による二酸化炭素排出量がピークを迎えると喧伝しています。 ♨️世界経済フォーラムは、この人間の活動に伴う二酸化炭素排出による地球温室効果で、地球上の生命体が危機に陥るとしています。 2050年までにネ…

『プラスチックのリサイクルはエコではない〜俯瞰シリーズ』

家庭ゴミの袋やスーパーでもプラスチックの袋が有料になって久しいです。 このプラスチックの袋が有料になった理由としては、♨️グローバルエリートたちの「地球温暖化」というフェイクが関係しています。 プラスチックのリサイクルは、二酸化炭素排出を軽減…

『食品添加物シリカの危険(その二)〜毒性物質シリーズ』

人工の非結晶シリカナノ粒子で、水に溶けるタイプは安全というプロパガンダもサプリ業界では流布されています(コロイドシリカナノ粒子、シリカゲル、ゼオライトは水に溶けない)。 シリカナノ粒子の構成成分である「二酸化ケイ素(SiO2)」は、水にある程度…

『食品添加物シリカの危険(その一)〜毒性物質シリーズ』

透き通る水晶。 この水晶は、不純物のない石英というガラスからできています。 石英は、シリカ(二酸化ケイ素)の結晶体です。 このシリカの非結晶タイプが、食品、医薬品、化粧品で添加物として頻用されています。 食品添加物に含まれるシリカは、人工合成…

『若者のガンのパンデミック〜俯瞰シリーズ』

若い人の心身の健康状態が著しく悪化していることを過去記事でもお伝えしてきました。 現代の若者は、その20-30歳、つまり二回りほど歳上の人と体の状態は同じです(医学用語では、生理学的年齢が同じと表現する)。 最新の40カ国を調べた研究で、2002 ~2012…

『“プレバイオ”とリウマチ〜リアルサイエンスシリーズ』

“腸内細菌を増やす”目的の物質をプレバイオ(prebiotic)と呼んでいます。 私たちの小腸で分解・消化が困難な物質で、腸内微生物のエサとなります。 オリゴ糖や過去記事でお伝えしたイヌリンなどの難消化性食物繊維が、プレバイオの代表です。 さて、拙著『…

『ガソリンスタンドの臭いとドライシャンプー:毒性物質シリーズ』

子供の頃は、ガソリンスタンドの臭いに惹きつけられることがありました。 後に、この臭いの主体が発ガン物質だと知って愕然としました。 さて、水やお湯を使わずに頭皮のにおいを抑え、髪を清潔に保てるドライシャンプーなるものがマーケットに出回っていま…

『縮毛矯正剤と子宮ガン〜毒性物質シリーズ』

この20年くらいで、急激に増加した女性のガンの一つに子宮ガンがあります。 過去記事で、ヘアーストレートナー(縮毛矯正剤)の使用と卵巣ガン発症リスク上昇の間に相関関係が認められたことをお伝えしました(Use of hair products in relation to ovarian …

『5つの食習慣と肝臓のガンの関係〜リアルサイエンスシリーズ』

“沈黙の臓器”とされる肝臓。 デトックスの要の臓器でもあります。 この肝臓がガンに侵された当初は、ほとんど症状が出ないために膵臓や腎臓と並んで沈黙の臓器と呼ばれています。 さて、この肝臓ガン(hepatocellular carcinoma (HCC))と6つの食習慣との因…

『虫歯の根本治療〜リアルサイエンスシリーズ』

さいたま市でマツオ歯科クリニックをご開業されている松尾歯科医師から、虫歯の発生に関して素晴らしい考察をいただきましたので、ご紹介したいと思います。 (転載開始) 虫歯(齲蝕)も、「terrain theory」 虫歯(う蝕)は、エナメル質でとどまって入れば…

『「どうせ自分などは・・・」と思うことなかれ〜リアルサイエンスシリーズ』

「生まれか育ちか(nature VS nurture)」論争というのが、欧米のフェイクサイエンスで長年議論になっています。 権力者たちは、人類の歴史でも経験的に知られていた環境の影響を♨️「遺伝子決定論」で塗り替えるために、現代医学を分子生物学(遺伝子学問)…

『「グリホサート擁護論」を斬る〜リアルサイエンスシリーズ』

グリホサートおよびその塩類は、1970 年代から販売が開始され、世界中で最も使用されている除草剤です。約750種類のグリホサート含有農薬が販売されています。 日本国内ではグリホサートは、一般的なホームセンター等で容易に入手可能です。農業分野、公園や…

『感情は伝播・感染する〜リアルサイエンスシリーズ』

ストレスフルな人の近くにいると、自分までストレスを抱え込むようになります。 元気のない人と一緒にいると、こちらも元気がなくなってきます。 その一方で、いつも心の穏やかな人と一緒にいると、こちらまで癒されます。 これは、ヒトだけでなく、社会性動…

『遺伝の病気は治らない??〜リアルサイエンスシリーズ』

「先天性あるいは遺伝性の病気で、幼い頃から発症した病気は治らない」とされています。 この現代医学のドグマは間違いであることを糖のエネルギー代謝を基礎としてお伝えしてきました。 それでは、先天性や遺伝病は本当に治らないのでしょうか? 「レーバー…

『スマホ首(ストレートネック)でエネルギーが低下する理由〜リアルサイエンスシリーズ』

街を歩く現代の若者の姿勢を見てみましょう。 頭が前に出てまるで老人のように背中が丸まっている(猫背)のに気づくはずです。 首のライン、つまり頚椎のラインは前方に弓形になっています。 加齢とともにそのしなやかな弓形がまっすぐになることで、頭が首…

『あなたの腰痛の原因は?〜リアルサイエンスシリーズ』

私は長年の筋トレと姿勢の悪さによって、腰痛を経験しました。 これは、腰部の筋肉に過剰なストレスをかけていたことから発生しています。 しかし、一般の腰痛の最大の原因は、腰椎のクッションである椎間板の変性(Intervertebral disc degeneration (IVDD))…

『糖質制限にエビデンスはなし〜リアルサイエンスシリーズ』

現代社会では、糖質制限(低炭水化物食、low‐carbohydrate diets)は、「痩せる、健康になる」と喧伝され、商業的に活況を呈しています。 糖質を断つ危険性については10年以上も前から警告していきましたが、そこにさらに一石を投じる最新のコクランのレヴュ…

『古くて新しい知見〜リアルサイエンスシリーズ』

再びシンガポールでは、新たな変異型(XBB SARS-CoV-2 Mutant)による感染者が急増していると喧伝されています。 シンガポールは世界でもトップの遺伝子ワクチン接種率国です。 さて、このような新型コロナなるウイルスの変異型を予見するのに、下水(排水)…

『蚊取り線香の臭いで気分が悪くなる理由〜リアルサイエンスシリーズ』

蚊取り線香は日本の夏の風物詩にもなっています。 私はこの煙が大の苦手で、臭いで気分が悪くなります。 ベープマットも同じく不快な臭いがします。 ベープマットや蚊取り線香の煙が充満した部屋では、私たちだけでなく、ワンちゃんもぐったりします(ペット…

『社会性を高める意外な方法〜リアルサイエンスシリーズ』

「ヒトという種が生きていく上では、IQが高いことよりも、EQが高いことが重要である。」 一時は、「EQ(情動指数、emotional quotient)」や「社会脳(ソーシャル・ブレイン、social quotient)」という言葉が流行しました。 いずれもヒトが社会で生き抜くため…

『その解熱・鎮痛剤は安全か?〜リアルサイエンスシリーズ』

私が研修医になった頃(もう30年前です)から、発熱や疼痛に頻用されていた消炎鎮痛剤ボルタレン(Diclofenac)が徐々に「アセトアミノフェン(カロナール、Acetaminophen)」に置き換えられていきました。 ボルタレンは高率に胃潰瘍などの消化器症状や肝臓…

『「昔の日本人は魚を食べていた」論〜俯瞰シリーズ』

オメガ3という最も酸化しやすい油の危険性をお伝えすると、必ず「昔の日本人は魚を食べていた」が現代人よりも健康であったという推論の主張にぶつかります。 それでは、現代の日本人は魚を食べなくなったので、EPAやDHAといったオメガ3とされる油は体内に…

『オメガ3神話の真実』

『オメガ3神話の真実』 〜リアルサイエンスで暴く“必須脂肪酸の嘘〜 フィッシュオイルに含まれる最強の“毒物”オメガ3徹底解剖! 拙著の中でも前作『オメガ3の真実』には、オメガ3販売者やビーガン、ベジタリアン、油に関して間違った洗脳を受けている人…

『アントニオ猪木氏の命を奪った病気は?〜リアルサイエンスシリーズ』

プロレスや異種格闘技の全盛期を築き上げたアントニオ猪木さんが、10月1日に心不全でお亡くなりになりました。 私も子供の頃は、この異種格闘技に夢中になりました。 死因とされる心不全の原因は、猪木さんが長年患っていた「全身性アミロイドーイシス(syst…