パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『フル接種国家ではコロナパンデミックに〜俯瞰シリーズ』

ベルギーでは、サル痘に対して21日間の隔離を強制することが決定しています(『Belgium becomes first country to introduce mandatory monkeypox quarantine as global cases rise』 CNBC, MAY 23 2022)。 あくまでも「病原体仮説」で大衆に恐怖を持続させ…

 『ロングコビットの実態〜リアルサイエンスシリーズ』

ロングコビット(long COVID)とは、新型コロナウイルス感染なる病態と診断された人が、急性期を過ぎた後、慢性的に多臓器にわたって機能不全が続く状態とされています。 感染者の約10~30% に起こるとされ、遺伝子ワクチンや予防薬の必要性を喧伝するネタに…

『新型コロナ経口薬「モルヌピラビル(molnupiravir)」は安全か?〜リアルサイエンスシリーズ』

モルヌピラビルという医薬品は、突然変異を引き起こすヌクレオシド類似体(ribonucleoside analog)に分類される物質です(Molnupiravir promotes SARS-CoV-2 mutagenesis via the RNA template. J Biol Chem. 2021 Jul;297(1):100770)。 ヌクレオシドとは、…

『新型コロナ経口薬「モルヌピラビル(molnupiravir)」の臨床試験(その2)〜リアルサイエンスシリーズ』

さて、2020年8月5日以降に臨床試験に参加した人たちの結果はどうだったのでしょうか? モルヌピラビル(molnupiravir)投与したグループでは、プラセボと比較して、新型コロナ感染による入院あるいは死亡の相対リスクは30%高くなりました。 つまり、モル…

『新型コロナ経口薬「モルヌピラビル(molnupiravir)」の臨床試験〜リアルサイエンスシリーズ』

人工サル痘ウイルスおよびワクチンの出所がようやく明確になりました。人工サル痘ウイルスに対するPCRテストも開発済みのようです(『Laboratory testing for the monkeypox virus: Interim guidance』 WHO, 23 May 2022)。 この人工サル痘ウイルスワクチン…

『人工甘味料アスパルテームで「メタボリックスイッチ」が起こる〜リアルサイエンスシリーズ』

糖から脂肪のエネルギー代謝に変わることを「メタボリックスイッチ」と呼び、これによって様々な慢性病や老化が引き起こされることを拙著でお伝えしました(拙著『慢性病の原因はメタボリックスイッチにあった!』)。 さて、人工甘味料はリーキーガットを引…

『不安、抑うつの根本治療:ソーシャルメディアデトックス〜俯瞰シリーズ』

現在(2022年5月22日~26日)、ダボスでシュワブが今年の会議を開催しています。 その中では、先日ウエルネス・ラジオでもお伝えした、パンデミックなどの“人工的”な緊急事態に対して国家を超えて世界保健機構(WHO)に権限をもたせる取り決め(WHO global pa…

『蘇るジャンナーの種痘〜俯瞰シリーズ』

メインストリームのメディアは、最近になってサル痘(monkeypox)の恐怖を煽っています。 カナダでも、東部ケベック(Quebec)州の保険当局が、サル痘に感染した疑いのある十数件の症例について調査していることが報じられています(『Montreal public healt…

『糖質制限と新型コロナ〜リアルサイエンスシリーズ』

拙著『ウイルスは存在しない』『メタボリックスイッチ』等で、プーファ(遊離脂肪酸)の血液濃度が高いほど、新型コロナなる病態が重症化するエビデンスをご紹介しました。 権力者のナレーションに沿わないこのエビデンスに対して、今頃になってそれを打ち消…

『健康的な体重減少と不健康の体重減少〜エネルギー栄養学シリーズ』

糖質制限では、「体重が落ちる」と喧伝する人が後を絶ちません。 糖質、炭水化物を摂取しないとどうなるでしょうか? 糖を必要とする臓器(実質は全臓器)は、備蓄されている糖を使うしかありません。 このとき、肝臓、腎臓そして筋肉の糖のストックであるグ…

『フルーツジュースで太る?〜リアルサイエンスシリーズ』

砂糖悪玉説が崩壊した現在、まだ継続しているプロパガンダがあります。 それが、[フルクトース(果糖)悪玉説]です。 糖質制限なる”ビジネス”に手を染めた利益相反の一般健康ポップカルチャーは話になりませんが、現代医学でも“彼ら”のビジネスおよびアジェ…

『人工甘味料とリーキーガット〜エネルギー栄養学シリーズ』

米国食品医薬品局(FDA)や欧州食品安全機関(European Food Safety Authority)が認めている食品添加物に人工甘味料なる毒物があります。 その代表的な人工甘味料は、アスパルテーム(aspartame (E951))、サッカリン(saccharin (E954))、サクラロース(s…

『“バーチャル”は創造性を低下させる〜リアルサイエンスシリーズ』

コビットプロットによって、私たち大人よりも悪影響があったのが子供たちだったと思います。 大人は会社に行かなくても、ズーム(ZOOM)やビデオ会議などで、自宅で仕事ができる(remote work)と喜んだ人もいるかも知れません。 米国では労働時間の20%はこ…

『自殺の報道の陰にあるもの〜リアルサイエンスシリーズ』

先日、俳優の渡辺裕之さんが自宅のトレーニングルームで首吊り自殺(縊死)をしていたことが報道されていました。 奥さんの以下のコメントが出ています。 「語る言葉も見つかりません。『何故…』は、きっと誰にもわからないと思います」と現在も戸惑いを隠せ…

『精神的ダメージは現代食から〜エネルギー栄養学シリーズ』

ポスト総ワクチン時代では、うつ病や不安神経症などの精神的問題を抱える人が急増しています。 特にミレニアル世代から下の若い人たちに、その傾向が顕著です。 若い人も含めて、現代人の食生活の乱れは加速しています。 日本では、揚げ物、炒め物や加工食品…

『高タンパク質食は健康に良いのか?〜エネルギー栄養学シリーズ』

糖質制限(低炭水化物食)では、高脂肪食か高タンパク質食のいずれかにならざるを得ません。 高脂肪食、いわゆるケトン食の害悪は拙著『メタボリック・スイッチ』『慢性病は現代食から』や過去記事等で繰り返しお伝えしてきました。 それでは、高タンパク質…

『動物園のゴリラは何故死んだ?〜俯瞰シリーズ』

テキサスの動物園で、それまで健康で、孫までもうけていたメスのゴリラも状態が急に悪くなって死亡したニュースが出ています(『Gorilla dies unexpectedly at Gladys Porter Zoo』 CBS 4 / NBC 23, .Apr 27, 2022)。 スタッフが朝から反応が遅いことに気づ…

『高齢者にはタンパク質は必要ない?(その2)〜エネルギー栄養学シリーズ』

『高齢者にはタンパク質は必要ない?(その2)〜エネルギー栄養学シリーズ』 タンパク質を十分量含む食事以外にも筋肉量をキープする秘訣はあるのでしょうか? 筋肉アップといえば筋トレ(resistance training (RT))です。 筋トレでは、限界に近い重量で短…

『ワクチン・シェディング現象について〜リアルサイエンスシリーズ』

先日、「ワクチン・シェディング現象はフェイクである」という根拠のない記事が私のところに送られてきました。 ワクチン・シェディング(vaccine shedding)とは、リアルサイエンスでは「ワクチン接種者からのエクソソーム(排出物)に未接種者が感染するこ…

『宇宙の秘密はまず私たち生命体のエネルギーから』

「宇宙の秘密を知りたければ、エネルギー、周波、振動を知ること」 これは、19~20世紀の天才サイエンティストであるニコラ・テスラ(Nikola Tesla)の言葉とされています。 万物は振動しているといわれていますが、その振動から周波が生まれます。 その振動…

『地球温暖化も真逆の事実〜リアルサイエンスシリーズ』

ドキュメンタリーは“彼ら”が自分たちのナレーションに都合のよいように作成されているので、普段は絶対に見ないのですが、久しぶりに『知られざるマリリン・モンロー: 残されたテープ(The Mystery of Marilyn Monroe: The Unheard Tapes)』というドキュメ…