2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧
すごく疲れているのに、なにかザワザワして寝つけないないということを経験したことはあるでしょうか? これはコルチゾール、セロトニン、エストロゲンなどのストレスホルモンが高くなっている状態で起こります。 これらのストレスホルモンは、私たちを不安…
平均77歳(93歳も含まれている)の男性高齢者を対象とした興味深い臨床試験があります。 80歳近くもなれば、少し動くのにも苦労し、新しいことに対することだけでなく、楽しみがあったことに対しても興味を失う・・・・はずです。 しかし・・・・・・ この臨…
「加齢とともに肉などのタンパク質は要らなくなる」という通説があります。 たしかに、私自身も若いときのように焼き肉をたくさん食べられなくなってきたような気がしていました。 しかし、質の良い肉であれば若いときよりもむしろ食べているときがあります…
ビーガン、ベジタリアンの疫学的研究は、質の低いものやバイアスを多いというエビデンスをお伝えしました。 やはり、現役でビーガン、ベジタリアンをやっている方は不快だったのでしょう。 「健康に過ごしておりますし、不調を招いてもいません。周りにもそ…
思考が煮詰まってくると、気晴らしにスポーツの記事を読む事があります。 先日、ある日本のプロ野球選手が打撃の調子が良くなっていたらしく、このオフの間に20kgの体重増加があったことが話題になっていました。 1日に9合の米や20杯以上の豚骨ラーメンを…
食品などの添加物の毒性検査では、個々の毒性成分(プーファ、ナノシリカ、着色料、増粘剤など)が動物実験で毒性を示さない量であれば問題ないとしています。 しかし、私たちは一つの加工食品を食べている訳ではありません。 日常的に複数の加工食品を食し…
175カ国にまたがる大規模な寿命と肉の摂取に関する最新の疫学的調査の結果が報告されています(Total Meat Intake is Associated with Life Expectancy: A Cross-Sectional Data Analysis of 175 Contemporary Populations. Int J Gen Med. 2022; 15: 1833–1…
本著は、2017年に出版した『病はリポリシスから』が入手できないというたくさんの読者さんからのメッセージを頂いたことが執筆の契機となりました。 前著の内容を踏襲したものの、内容は刷新したものになっています。今回は「リポリシス(脂肪分解)」だけで…
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」 肥前国第9代平戸藩主、松浦清の言葉です。松浦静山の名で執筆した随筆集『甲子夜話』の中の一節にあります。 野球界の重鎮であった故野村克也さんの座右の銘として話題になりました。 私たちの健康につ…
世界経済フォーラム(WEF)やマスコミでは、この数十年でベジタリアンやビーガンといった劇的に私たちの心身を害するような食事法をプロパガンダしてきました。 特に現代の若者は、この運動に深く洗脳されているようです。 ベジタリアンやビーガンが心身や寿…
私たちの食事は、カロリーが問題ではなく、その質(糖のエネルギー代謝を高めるのか下げるのか)が問われます。 その質が近著しく低下しているのは、遺伝子組み換え(GM)のプーファや果糖ブドウ糖液糖などの蔓延であるというエビデンスをお伝えしました。 …
現代に急増している肥満やメタボの原因として、現代医学・栄養学では、昔から「カロリー摂取過多仮説(energy balance hypothesis)」 が唱えられています。 これは、消費カロリーに対する摂取カロリーが過剰になることで、肥満となるという“仮説”です。 こ…
ロックフェラー財団の意向を受けたアンセル・キーズ(Ancel Keys)の虚偽やマクガバン報告などで、「飽和脂肪酸悪玉説」が流布され、プーファや穀物(後にGMOになる)が私たちの食卓に並ぶようになりました(Re-evaluation of the traditional diet-heart hy…
今年になって、複数のスポーツ観戦している人から、選手のパフォーマンスが低下していることについてメッセージを頂いています。 その理由を物語る興味深い研究が報告されています(Student athletes perform worse than controls following COVID vaccines.…
1977年には、民主党のマクガバーン議員(George McGovern)によって、この創作された「飽和脂肪酸悪玉説」が国家政策として喧伝されることになります。 これが日本の一般健康ポップカルチャーが好きな「マクガバン報告」と呼ばれるものです。 彼の報告は、何…
米国では、1800年以降に産業・技術革命なるもので食事内容が劇的に変化しました。 それと同時に、慢性病が急拡大しています。 その真の原因を覆い隠すために、ロックフェラー財団から派遣されたのがアンセル・キーズ(Ancel Keys)というイカサマ師です。 彼…
コレステロールは、私たち生命体にとって欠乏すると生死に関わる必須の物質でした。 そして、悪玉コレステロールとされるLDLコレステロールこそ、私たちを守る抗ストレス物質でした(みなさんの大好きなビタミンDもLDLコレステロールから合成される)。 そし…
2019年に中国で開始した新型コロナ詐欺が中だるみする中、またもや中国で不穏な動きが始まっています。 吉林と深圳において、大規模なPCR検査(mass testing)が実施され、数百万人がロックダウン(自宅に閉じ込められている)の憂き目にあっています(『China…
LDLコレステロールをコレステロール降下剤などで体内合成をブロックすると、生命の危機に陥ることをお伝えしてきました。 したがって、血液検査で「LDLコレステロールが低い」というのは、糖のエネルギー代謝が低下(コレステロール合成を低下させる毒性物質…
現代医学は、心筋梗塞などの心臓血管疾患(動脈硬化)では、HDLコレステロールが低いことが原因としています(もちろん、いつものように原因と結果を取り間違えています(^_−)−☆)。 ・問題創作:「善玉コレステロールが低いと心臓の血管が詰まる」 ・反応:…
一方、現代医学や一般健康ポップカルチャーからは善玉コレステロールと賞賛される「HDLコレステロール」。 HDLコレステロールは、全身から肝臓へ戻るコレステロールでした。 このHDLコレステロールの動線から分かることは何でしょうか? HDLコレステロールは…