パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『早く死にたければ朝食を抜くこと!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

みなさんは、朝食を毎日欠かさず摂取されているでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

朝は出勤等の身支度で時間がないので、コーヒーだけという人もおられるようです。

 

 

 

 

 

私は、夜中にお腹が空いて目が覚めると、必ずハチミツ、ショ糖やフルーツジュースを摂取するくらいです。

 

 

 

 

 

 

 

朝食を抜くなんてことは、私からすると考えられないことです・・・・・(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

さて、今回朝食を抜く人と毎日欠かさず摂取する人とを比較した観察研究の結果が報告されています(J Am Coll Cardiol. 2019 Apr 30;73(16):2025-203)。

 

 

 

 

 

その結果は予想どおり(^^♪。

 

 

 

 

 

 

朝食をスキップする人は、毎日摂取する人より、全死亡率は19%上昇しました。

 

 

 

 

 

 

 

とくに心筋梗塞脳卒中などの心臓血管疾患による死亡に関しては、倍近くの87%も上昇したという結果でした。

 

 

 

 

 

 

相変わらず、この論文では、この原因を「昼食、間食などの過食につながる」というような訳のわからない理由でもって、死亡率の増加を説明していました(;^_^A

 

 

 

 

 

 

朝食をスキップすることで、より肥満になる可能性があると言いたいのでしょう・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

私たちは、起床時にはかなりの低血糖になっています。

 

 

 

 

 

 

特に現代人は、肝臓、腎臓などの糖のストックが少ない状態にあります。

 

 

 

 

 

 

寝ている間は、断食(ファスティング)を同じ状態ですが、私たちの身体は休まずに働いています。

 

 

 

 

 

 

特に脳は、最大の栄養摂取器官で、寝ている間も休まずに働いています。

 

 

 

 

 

 

これは、睡眠のときの脳波の活動を見れば、決して脳が睡眠のときに休んでいる訳ではないことが理解できます。

 

 

 

 

 

それにも関わらず、ファスティングしている訳ですから、この間は、糖のストックを放出して脳に運ぶ以外に手段がないのです。

 

 

 

 

 

 

そのストックも使い果たした時間帯が、夜中~起床時です。

 

 

 

 

 

ところが、現代人の多くは起床時までその糖のストックが持ちこたえられません。

 

 

 

 

 

 

その結果が何が起こるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

低血糖ストレス」。

 

 

 

 

 

生命体最大の危機が訪れます・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

そのため、私たちの体のタンパク質や脂肪を砕いて、糖に変換するしかありません。

 

 

 

 

 

 

 

つまり、朝方~起床時には、私たちの心身は極度のストレス状態になっているのです。

 

 

 

 

 

 

 

ようやく、「糖が補給できる!」と起きても、朝食をスキップしたら・・・・・

 

 

 

 

 

それは冬眠から覚めたクマのプーさんが、ハチミツをスキップするようなもの(^^♪。

 

 

 

 

 

 

よりストレスが強くなり、ストレスホルモンの過剰分泌を慢性的に招く結果となるのですね。

 

 

 

 

 

当然、心臓血管疾患だけでなく、糖尿病などのメタボ、ガン、リウマチ、SLEなどの自己免疫疾患、アルツハイマーパーキンソン病などの脳変性疾患への赤い絨毯を引き詰めることになります。

 

 

 

 

 

 

したがって、早く死にたければ、何もヒ素を毎日摂取しなくても、朝食を抜くだけで十分なのです(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

私は、起きたらすぐにココナッツオイルで口をリンスして、すぐに糖質を補給してから、朝食を作って食べています(^_-)-☆。