9月に入り、少し夜は涼しくなってきました(#^.^#)。
さて、私が書こうと思っていた本の題名がそのまますでにベストセラーになっていました(^_^;)。
その題名は『筋トレは最強のソル―ションである!』というもの。
このシリーズの食事編は参考にしてはいけませんが、その他は私も同意している内容です(^○^)。
なぜ、筋トレであって、ジョギング、遠泳、マラソン、トライアスロンではないのか?
基礎医学の「糖質総集編」講座などでも詳しくお伝えしてきましたが、“低血糖状態”と関係しています。
マラソンなどの持久力のスポーツは、容易に低血糖になるため、ストレスホルモンがマックスになるのでした(^○^)。
低血糖は生命体の最大のストレス(というか生命の危機です!)。
さて、私が持久力のスポーツの人は心臓発作で倒れるメカニズムを詳しくお伝えしてきましたが、最新の研究でもこれを裏付ける結果が報告されました(BMJ Open Sport & Exercise Medicine, 2018; 4 (1):)。
研究対象は、35歳以上のマスタ―アスリート798人。
その領域でのプロと呼ばれる人たちです。
種目は、中距離のランニング~マラソン、トラアスロン、サイクリング、ボートこぎ、アイスホッケーです。
週3日以上は激しいトレーニングを行っています。
これらの種目はいずれも無酸素運動を伴う激しい持久力スポーツですね。
このうち11%にあたる94人に心臓血管疾患が見つかったといいます。10人は心臓を養う血管がほとんど詰まりかけていたことが分かりました。
以前から持久力スポーツのアスリートは心臓を養う血管が詰まりかけていることが報告されていました。
カルシウムが沈着しているために硬くなって、破裂したり、急に血管がふさがったりすることはないとされてきました・・・・・
OMG・・・・
カルシウムが沈着すること事態が糖のエネルギー代謝が回っていない証拠です(^○^)。これは決してよい徴候ではありません。
最も強靭な体力の持ち主であるこれらのアスリートも、心臓血管疾患は追い抜けなかった・・・・・
持久力スポーツは低血糖状態をすぐ引き起こすために、筋肉を砕くストレスホルモンが体内に大量に分泌されます。
糖がないので、その代替として筋肉を砕いて糖に換えるのですね(これらのアスリートはすでに脂肪も燃焼し尽くしている)。
その結果、心臓、血管の筋肉タンパク質だけでなく、重要な臓器のタンパク質が砕かれていくために、心臓発作だけでなく、様々な慢性病に苛(さいな)まれるのです。
さらに。。。。
これらの持久力スポーツでは慢性的に乳酸という毒性物質の血液濃度が高まります(パレオ協会ニューズレター『乳酸はシックネス・サブスタンス』あるいは『ガンは安心させてあげなさい』をご参照下さいを参照)。
これらのスポーツはなるべくやらない方がいいのですが、どうしてもという場合は・・・・
トレーニングや競技中に頻繁に糖を摂取することですね!(^^)!。
ハチミツ・黒糖・さとうきびジュースなどが心臓発作から守ってくれますよ!(^^)!。