パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『あなたに「マインドフルネス」は必要か?!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

 

みなさんは、「マインドフルネス」という言葉はお聞きになったことはあるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

その他「マインドワンダリング(Mind Wandering」という言葉もあります。

 

 

 

 

 

 

日本語ではまちがった訳になるので、このままの言葉で覚えておくのがよいと思います(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

マインドワンダリング(Mind Wandering」とは、過去の記憶を思い出したり、未来を想像したりして、現在の目の前にあることは違うことを考えている状態といえば分かりやすいでしょうか。

 

 

 

 

 

 

私はよく歩行していも、気づくと自分の頭の中でいろいろと回想や空想していることがあります。

 

 

 

 

 

一緒に歩いている人に、「さっきの黒い服を着ていた人、すごい恰好していたね?」と尋ねられても、「え?どの人?」と周囲に注意を払っていないので、まったく見えていません・・・・・( ´艸`)。

 

 

 

 

 

そのため、何か緊急事態が生じたときに、周囲を意識して観察していないので、サバイバルには不利になるかも知れません。

 

 

 

 

 

 

しかし、良いこともあります(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

 

 

論文の疑問点や著作で煮詰まっていたところが、スムーズに通りだす着想が湧くことがあるのです(^^♪。

 

 

 

 



 

マインドワンダリング(Mind Wandering」は、非目的思考といえるでしょう。

 

 

 

 

 

 

マインドワンダリングも行き過ぎはいけません。現実との接触を失ってしまうからです・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

最近は、意識して周囲の状況を見るようにしています(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

 

 

これに対して、現在の状況に注意深くフォーカスすることを「マインドフルネス(mindfullness)」といいます。

 

 

 

 

 

こちらはゴールありきの目的思考(goal-oriented thinking)です。

 

 

 

 

瞑想(mindfulness meditation)によってこの状態を強めるというのが流行していますよね。

 

 

 

 

 

現代社会では、数十年前からこのマインドフルネス(mindfullness)が大切だと主流のメディアでも取り上げられるようになりました(メディアが取り上げるということは何か意図があるということです(^^♪)

 

 

 

 

 

 

しかし・・・・・・

 

 

 

 

 

 

マインドフルネス瞑想では、いわゆるお受験の勉強の得点(scores on standardized academic tests)は改善できるものの、創造性は下することが過去にも報告されています(Front Psychol. 2013; 4: 1020)。

 

 

 

 

 

 

また思考をフォーカスさせることで、気分が落ち込むことも報告されています(Psychol Res. 2012 Sep;76(5):634-40)。

 

 

 

 

 

 

マインドワンダリング(Mind Wanderingdivergent thinkingは、その逆に気分をより高めます。

 

 

 

 

 

 

よくよく考えると、うつ病の特徴である反芻思考(はんすうしこう、同じことを繰り返し感がること)も思考をフォーカスさせているという点では、マインドフルネス瞑想と同じですね。

 

 

 

 

 

ただし、糖のエネルギー代謝低下による病的なフォーカスですが・・・・・

 

 

 

 

 

 

さて、哺乳類に限らず、鳥類、昆虫でさえ、子供はよく遊ぶことが分かっています。

 

 

 

ラブちゃんは大人になってもよく遊びます(^^♪。

 

 

 

 

ニュージーランドから輸入した馬は、飼いならされていない野生に近い馬ほど、最初の1年に生き残っています。

 

 

 

 

 

アラスカのブラウンベアーでは、夏の季節によく遊ぶの子グマほど最初の冬を生き残るだけでなく、次の年の冬も生き残る確率が高くなります。

 

 

 

 

 

 

イルカでは観察されているだけでも、37種類の遊びがあるそうです。

 

 

 

 

 

捕獲されたイルカでもよくボールなどで遊んでいますよね(^_-)-☆。

 

 

 

 

この目的を持たない「遊び(Playfulness, leisure)=Mind Wandering」こそは、想像性の泉であり、環境の予期せぬ変化に対しての適応能力を高めるのです。

 
 
 

 

 

ADHD(注意欠陥多動症)などという名称がつけれらるほど、マインドワンダリング悪玉説」が流布されていますが、実はそうではないのです。

 

 

 

 

 

 

目的のない「マインドワンダリング」こそが創造性を創り、未来を創っていくのです。

 

 

 

 

本当の知識もここからしか発生しません。

 

 

 

 

 

 

有名な発見をした偉人たちも、ほとんどが遊び心からか、ある問題解決を追っていないときに閃き(ひらめき)を得ています。

 

 

 

 

 

 

その一方で、スピリチュアル業界で流行の「マインドフルネス」は、結果的にはですが、システムに生命体をはめ込むには好都合な教えです。

 

 

 

 

 

「マインドフルネス」を強要すると、思考がより硬直するからですね。

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、マインドフルネスが大事な場面がありますが、この状況こそはストレス下(alert)にあるのです。

 

 

 

 

 

 

 

私も集中して思考しなければならない時間が長くなっていますが、確実に骨身を削っている(心身に悪い)ことを実感しています。

 

 

 

 

ときには、脳を開放してあげて自由に思考させてあげること。そして何より”目的”を持たない遊びを持つこと。

 

 

 

 

 

その点で、ワンちゃんとの戯れ、森の散策や土いじりは、私にとっては創造性の源です(^_-)-☆。

 



 

 

 

本当の創造性や知識は人生を楽しむことからですね(^_-)-☆。