マスコミは専門家なる人間を雇って、昨日お伝えした意味のない「オミクロン対応遺伝子ワクチン」のプロモーションに必死です(『「オミクロン株(BA.1)対応」の“新”ワクチンは10月から接種開始へ。有効性はどう変わる?』TBS NEWS DIG Powered by JNN、8/8(月))。
ファイザーやモデナ(モデルナ)の日本へ廃棄したオミクロン対応遺伝子ワクチンは、
・オミクロンBA.4/5に対する中和抗体価は、BA.1ほどではないが、抗体価が上昇(ただし、ファイザーのオミクロン対応ワクチンでは、18歳から55歳に関しては、BA.5に対する中和抗体価の記載もない)
このオミクロンBA.4/5にもいくばくか抗体が上昇することをもって、有効性が示されているとプロパガンダしているのです。
抗体の上昇と感染予防とはまったく相関関係がありません。
感染の重症化がむしろ抗体の上昇と相関関係にあるくらいです(Different Profiles of Antibodies and Cytokines Were Found Between Severe and Moderate COVID-19 Patients. Front Immunol. 2021 Aug 19;12:723585)。
繰り返しますが、この秋に日本に導入される大量のオミクロン対応遺伝子ワクチンは、臨床試験において安全性・有効性の両方のエビデンスが確立されていない代物です。
ワクチンによる抗体の上昇とワクチンの安全性・有効性とは全く関係がないことを再確認しておいてください。
さらにこのプロパガンダ記事を読むと吹き出す内容が掲載されています。
以下転載します。
(一部転載開始)
国際医療福祉大学 松本哲哉教授:
少なくともオミクロン株対応ということなので、今まで使っていたワクチンに比べれば、抗体価の上がり方は確かに上がっていると言えると思います。本当にオミクロン株対応で、従来のワクチンに比べて抗体価が20倍、30倍くらいまで上がるということであれば、新しいワクチンをぜひ使ってくださいとなります。しかし、オミクロン株対応とみんなが期待して、新しいワクチンが出るまで待とうとなってしまうと、今感染が厳しい状況の中で抗体が低いまま過ごされる方が出てくるので、それを考えると、このタイミングだからこそ早めに打っといた方がいいと思います。3回目4回目の対象の方は、オミクロン株対応のワクチンを待たないで、とりあえず打つことが本当の選択だろうと思います。
井上貴博キャスター:
しかも、対応ワクチンが出てきて打ったときには、その株の流行が終わっていることが往々にして考えられます。早く治療薬の方に集中していただけないかなと思いますが、治療薬を増産していくのは、それだけハードルが高いのですか?
国際医療福祉大学 松本哲哉教授:
治療薬はまた別の観点からいろいろ評価されているので、確かに難しい部分はありますが、次は何とか承認されるのを期待しております。
井上キャスター:
次の会合でですか?
国際医療福祉大学 松本哲哉教授:
そうです。
井上キャスター:
塩野義のものですか?
国際医療福祉大学 松本哲哉教授:
そうです。
(転載終了)
このキャスターレベルでさえも、ワクチンが原理的に事前に有効性があるものを用意することはできないことをわかっているのです(ワクチンを配布する段階では、それが効かない変異型になっている)。
誰でもワクチンという手法そのものが矛盾を抱えていることが暴露されつつある中、次は治療薬なるものに誘導しています。
新型コロナ治療薬も、ステロイド剤を同じ「リバンド現象」をもたらす免疫抑制物質に過ぎないことをお伝えしました。
ウイルス感染なる病態に治療薬などありません。
昔から「風邪を治すことができればノーベル賞」といわれているのをご存知だと思います。
風邪(ウイルス感染とされている)は、毒物の排出症状であるため、現代医学でできることは、たかだか「症状を和らげる」という名目の免疫抑制治療(対処療法と呼んでいる)しかないのです(^_−)−☆。
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