パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『ジョギングをするとなぜお腹が痛くなるのか?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

みなさんは、ジョギングする習慣があるでしょうか?

 



 

 

 

 

 

ジムでも流石に最近は、減ってきたもののルームランナーでランニングをしたり、バイクを漕ぐ人がいます・・・・・

 

 

 

 

 

私は、大学生時代に野球の投手をしていたこともあって、とにかく山やロードを走りこみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

険しい山道を2時間毎日走っていた時期もあります。

 

 

 

 

 

 

 

私はそれほどでもありませんでしたが、よくランニングで会う走り仲間が軍手を持って走っていました。

 

 

 

 

 

 

「何のために軍手を持って走っているのですか?」

 

 

 

 

と聞くと、

 

 

 

「走っていると必ずお腹が痛くなって、便がしたくなるので、山中で排便したときに軍手でお尻を拭いている・・・・」

 

 

 

 

 

 

ということでした(;^_^A

 

 

 

 

 

 

 

なぜ長距離を走っている(とくに山道)とお腹が痛くなるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

その鍵は、あのシックネス・ホルモン(病気の場を作る物質)である「セロトニン」にあります!

 

 

 

 

長距離を走ると・・・・・

 

 

 

 

 

とくに山あり谷ありのジズザグした道を長時間走ると、腸が捻じれます。

 

 

 

 

 

 

 

この腸に対する機械的な刺激によって、腸粘膜細胞(Enterochromaffin (EC) cells)からセロトニンが放出されるのです(Am J Physiol Gastrointest Liver Physiol. 2012 Feb 1; 302(3): G397G405)。

 

 

 

 

 

 

実にセロトニン95%は腸粘膜細胞から産生されています。

 

 

 

 

 

このセロトニンの作用で、腸が過敏となって、下痢・便秘をするようになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ランニングでお腹が痛くなるのは・・・・

 

 

 

 

腸の中で大量にセロトニンが放出されているというサインです(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

 

体を捻じるダンス系のものも、長時間行うと慢性病(糖尿病、がん、関節リウマチ、うつ病自閉症などセロトニンが関係する病態)になること請け合いです。

 

 

 

 

 

 

もちろん、腹圧を強くかけるコア系の運動を長時間行うこともあまりお勧めできません。

 

 

 

 

 

やはり、腸の観点からも長時間不自然な姿勢で運動することは体に良くないということが分かりますね(^_-)-☆。