パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『放射線照射の食品は安全か?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

先日、驚くような宣伝本をインターネット上で見ました。

 

 

 

 

 

 

題名は「放射線と食品への利用が分かる本」((一社)日本原子力産業協会)

 

 

 

 

そして、「放射線が食品の衛生や保存に役立つって知ってる?」

 

 

 

 

 

 

 

という副題・・・・・・・Σ(・□・;)。

 

 

 

 

 

 

そして中身を見ると、

 

 

 

 

「食品に適切な放射線を当てて殺菌したり、 発芽の防止をすることを“食品照射”といいます。 “食品照射”では香辛料や冷凍肉、冷凍魚介類など、 食品そのものの非加熱殺菌も可能です。」

 

 

 

 

 

 

OMG!

 

 

 

 

 

まず適切な放射線というものはありません。

 

 

 

 

 

 

1回の歯のレントゲンでさえ、全身へその後何十年も続く影響を引き起こすことは明らかにされています(しかもそれが世代を超える影響を持つ!)

 

 

 

 

 

 

 

それでは、「食品照射」のメリットのところでは一体何を書いているのでしょうか?

 

 

 

 

メリット

温度がほとんど上がらないため、生鮮食品や冷凍食品 の処理が可能で、色や香り、栄養素が高品質に保たれる。

 

 

薬剤の使用による残留毒性や環境汚染の問題がない。

 

 

食品を内部まで均一に処理することが可能で、効果の信頼性が高い。

 

 

密封包装後の処理が可能で、微生物や害虫による再汚染を防ぐことができる。

 

 

 

 

 

再びOMG!

 

 

 

 

 

 

よくもこのような根拠のないことを並べ立てられるものですね(^-^)。

 

 

 

 

放射線照射では栄養素のほとんどは破壊されます。その代表はビタミン類、脂質、タンパク質(特にコラーゲン)(Nutrition. 2000 Jul-Aug; 16(7-8):698-701)(Fed Proc. 1960 Dec; 19():1045-9)(J Nutr. 1959 Sep; 69(1):18-22)(. Food Res. 1955;20:193–214)。

 

 

 

 

 

そして薬剤の残留よりも恐ろしい残留(放射線によるアルデヒド活性酸素・窒素種の発生、反応性の高い自由電子セロトニンなどのストレス物質)の影響が子孫にまで残ります。

 

 

 

 

 

 

その中でもとりわけ恐ろしいのが、食品に含まれるプーファと硝酸への放射線の影響です。

 

 

 

 

放射線照射によって、食品中のプーファと硝酸がアルデヒドなどの発がん物質に変化し、それが食品中に残留します(Mutat Res. 1985 Dec; 158(3):119-24)。

 

 

 

 

 

 

そして放射線を照射された食品(炎症ゴミ)を食べた私たちの人体も同じ悪影響を受けます。

 

 

 

 

 

 

最後に・・・・・・

 

 

 

 

 

放射線照射はバクテリアなどの食品中に存在する微生物にとってストレスになります。このストレスに耐性のある微生物が生き残り、そしてより増殖を加速させるのです(Med Device Technol. 1992 Aug-Sep; 3(6):37-45)(Nutrition. 2000 Jul-Aug; 16(7-8):698-701)(Science. 1999 Nov 19; 286(5444):1571-7)。

 

 

 

 

抗生物質や抗真菌剤では根本的解決にならないのとまったく同じ状況を放射線は作り出します。

 

 

 

日本の食品は放射能汚染しているということで、海外は日本の農作物を輸入を禁止しています。

 

 

 

 

 

しかし、よくよく考えると・・・・・

 

 

 

 

 

すでに遠く海外から輸入された食品は放射線照射を受けて、内部被ばく(放射能汚染された食品)とあまり変わらない悪影響を与えるのです(^_-)-☆。

 



 

この国が日本人を守る気概があるのなら、GMや食品照射表示をしっかり義務付けてほしいものですね(^_-)-☆。