心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。
朝夜はかなり気温が下がる季節となりました。
この気温の変化の激しさは日本の秋が来たという気分になりますね(^○^)。
さて、今回は私も驚く研究内容をご紹介したいと思います。
『プーファ・フリーであなたはよみがえる』に詳しく書きましたが、体臭は体内の炎症などによってプーファが酸化した臭いが主体になっています。
いわゆるアルデヒド類の臭いですね(^○^)。
体臭は健康のバラメーターでもあります。
トレーニングしていると大量の発汗がありますが、ものすごくこのアルデヒド臭がする人がいます。
トレーニングルームが充満するくらいです・・・・
もちろん、本能的にこういう臭いを発している人から離れるのですが、それでも影響を受けることが今回の研究で分かりました。
今回の研究では、慢性炎症を抱える病気のマウスと健康のマウスを同じケージに入れています。そうすると、健康のマウスの体臭まで病気マウスと同じか、それよりもひどくなったといいます(Scientific Reports, 2018; 8 (1))。
ケージをパーティションしてこの2匹を分離し、パーティションの壁に細かい穴をあけて、病気のマウスの臭いが他方の健康マウスにも充満するようにします。
この場合でも、病気のマウスと直接接触がなくても、健康マウスの体臭が同じようになったというではないですか・・・
今回測定した臭い物質はフェロモンやケトン体に属するものでした。
ケトン体が排出されているということは、糖質制限やケトン食で起こる脂肪のエネルギ―代謝(病気の代謝)がメインになっているということです。
病気のマウスの臭いがストレスとなって、同じように健康マウスに炎症を引き起こしたのですね(^○^)。
そしてやがて健康マウスも同じ臭いを発するようになる。
これこそが本当の“感染症”と言えるのではないでしょうか(#^.^#)。