パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『賢い患者学ってあるの?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

私は医師として現代医学を内側から眺めてきたために、上手な病院の使い方ができると思っていました。。。。

 

 

 

 

しかし、生命の本質にせまっていくうちに、そもそも現代医学の提供しているものが果たして本当に役に立つのか疑問に思うようになりました。

 

 

 

 

 

2004年に『患者見殺し・医療改革のペテン』を上梓したときに、現代医学で唯一役立っているものは、「救命救急医療」だけだと書きました。

 

 

 

 

 

今ではそれに加えて、物質世界の利器としての診断機器の発展を利用するという手段があります。これは、現在の自分の身体の状態を確認する一つとして利用することができます。

 

 

 

 

 

ただし、X線やCT検査などは、自分の身体を確認するメリットと放射線被ばくの中長期的影響というデメリットを慎重に考慮した方がよいでしょう。

 

 

 

さらには体を傷つける(侵襲の強い)検査(生検など)も慎重に考慮した方がよいと思います。

 

 

 

 

救命救急および侵襲のない(体を傷つけない)検査による状態把握が現代医学の上手な利用ということになるでしょう。

 

 

 

 

最近では、現代医学にもAIや遠隔医療が導入されるようになりました。

 

 

 

治療方針について、医師がもし所属する学会が作成した治療および診断ガイドラインに従うだけならば、AIガイドラインをプログラムした方が正確で医療費も軽減できます。

 

 

 

また遠隔医療についても最新のリポートでは、再入院率、傷の治癒率などにおいては、実際の受診したケースと変わらないことが示されています(Ann Vasc Surg. 2018 Nov 27. pii: S0890-5096(18)30902-6)。

 

 

 

それどころか、遠隔医療の方がむしろ心身の状態が良くなったようです。

 

 

 

 

 

わざわざ混雑する病院に行かなくて済むというストレス軽減効果や感染の温床である病院を避けられるということも関係しているでしょう。

 

 

 

 

物質文明が迷路に深く入ってしまった現代社会では、これからの患者と病院の関係も劇的に変化していくのは避けられません。

 

 

 

 

 

しかし、これらのAIや遠隔医療がいくら発展したとしても、何が大切なことが欠けているように思うのは私だけでしょうか?

 

 

 

 

 

今回、ラジオトークという企画で、「賢い患者学」として、このようなことをバニラ先生と詳しくお伝えしていきます。

 

 

https://ws.formzu.net/fgen/S43410236/

 

 

みなさまが知りたい医師でしか見えない視点や現代医学から離れないと見えない視点をお伝えしてきますので楽しみにしておいてください(^^♪。