心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。
電気治療と聞くと、リハビリ、マッサージや温泉(銭湯)を想像するかも知れません。
しかし、電気を治療目的に使用する試みは300年以上の歴史があります。
心停止で高圧の電気を流すことは救命医療では通常の風景ですね。
リハビリの領域でも、電気刺激装置が使用されています。
さて、脳神経領域においての最新の電気治療は、脳の特定の部位をターゲットに電流を流すものです(「経頭蓋直流刺激」といわれます)。
パーキンソン病などでは実際に応用されています。
今回、脳の前頭前野に電流を流すことで、暴力傾向が低下するという興味深い研究報告が発表されています(Journal of Neuroscience 2 July 2018, 3317-17)。
昔はロボトミーという脳の前頭前野を切除したり、左右の脳をつなぐ脳梁という連絡路を断裁する手術が統合失調症などの精神疾患とまとめられている状態に行われました。
これを行うと完全に無気力になるのです。
今回はその逆。
前頭前野に電流を流すことで、前頭前野の活動を高めるものです。
これも生命現象が「電気」であるということの一端を示す研究ですね。
ただ、このような治療は諸刃の剣となり得ます。
生体内に電流を流すという治療をする前に、体の中でどのように電子がフローしているかを知る必要があります(「エネルギー量子医学会」で詳しく解明していきます(^_-)-☆)。
これは、糖のエネルギー代謝と密接に関係しています。
まずは生命の仕組みをしっかりと理解すること。
そして生体内電気をしっかり理解することで、生命そして宇宙の謎が解けてきます(^_-)-☆。