パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『子供ができない世界』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

子供ができないと悩まれている方がおられるでしょうか?

 

 

 

日本の現代社会ではこれは当然です。

 

 

 

その理由は後にして・・・

 

 

子供ができないのは実は日本だけではありませんでした。

 

 

なんと世界の半数の国で出生率が劇的に低下していることが最新の調査で分かりました(Lancet, November 10, 2018)。

 

 

 

 

 

1950~2017年までの世界各国の出生率を調査しています。

 

 

 

1950年の時点では、子供は平均4.7人。

 

 

2017年には平均2.4人と約半分まで低下しています。

 

 

この減少傾向はさらに進むと予測されています。

 

 

 

日本もヨーロッパも平均2人を切っています。

 

 

 

わたしも子供を自分が持つのが怖かったという苦い思い出あがります。

 

 

 

自分が成熟していないこともありましたが、何より先行きが不安だったことを覚えています(当時は研修医で、生きることで精いっぱいで世の中のことは何も分かりませんでした。今でも生きることで精いっぱいなのは変わりませんが・・・・(#^^#))。

 

 

 

 

子供の数が減っているのは、私と同じような現代社会への不安もあると思いますが、そもそも不妊という問題があります。

 

 

 

 

精子卵子ともにエネルギーがないために受精できません。受精したとしても着床できない。あるいは着床したとしても、流れてしまう・・・・

 

 

 

これはすべて男性・女性ともに糖のエネルギー代謝が低下しているからです。

 

 

 

 

現代人は完全に「糖悪玉説」にすっかり洗脳されています。

 

 

 

 

こともあろうに糖のエネルギー代謝を止める「プーファ」には無頓着ときています。

 

 

 

人口削減が一つの大きなテーマだったローマクラブの予測では、2050年に人口が老人を支え切れないほど崩壊していくということでした。

 



しかし、実際はそのシナリオよりも速くなりそうです。

 



消費財の過剰供給(=大不況)を超えて、人間の余剰という世界レベルの問題を解決するための人口削減計画は、もはや「戦争」という形が必要なくなったのかも知れません。

 

 

 

 

「糖悪玉説」を信じさせれば、自然とプーファ過剰となって黙っていても目標が達成されるからですね。

 

 

 


わたしがなぜリスクを冒して『プーファフリーであなたはよみがえる』から一連の健康常識パラダイムシフトシリーズを書いてきたのか。

 

 


みなさんも早くこの事実に気づいて家族や大事にしている人たちを救ってほしいと願っています。

 

 

 

数年前から不妊というテーマで講義を行い、今回それをまとめたDVD(『糖のエネルギー代謝不妊PMS・月経不順』)をリリースしました。わたしの言っていることがさっぱり分からない方は、是非ご覧になって頂ければと思います(^^♪。

 

 

 

『あまり脂肪を摂取しない方がよい時間帯とは?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

気になるお腹の脂肪。

 

 

最も効率的に脂肪を減らしていくには、脂肪が燃やされるタイミング(脂肪は安静時の筋肉がなくなく燃料としています( ;∀;))を知っておくとよいかも知れません。

 

 

 

脂肪があまり燃焼されないときには、脂質の摂取を控えめにすると脂肪の蓄積が抑えられるからですね(^^♪。

 

 

 

私たちには睡眠ー覚醒のリズムがあります。これを概日リズムといいます。

 

 

 

この概日リズムと食事との関係を調べた興味深い研究が報告されています(Current Biology, 2018)。

 

 

 

この研究では、脂肪の筋肉における燃焼は、朝に低く、夕方5時にピークとなって再び低下していきます。

 

 

 

 

これが本当だとすると、朝や夜にあまり脂質の多い食べ物を摂取しない方が得策となります(^_-)-☆。

 

 

 

 

この研究では、糖質についての燃焼についても調べられていました。

 

 

 

糖質は、朝にピークとなり、夜9時が最も低下し、朝5時頃から再び上昇していきます。

 

 

 

 

「糖質は朝と就寝前にはしっかりと摂取する」でという私の鉄則が証明されています(^_-)-☆。

 

 

 

 

なお、基礎代謝(じっとしていても消費されるカロリー)は、朝5時から上昇し、夕方の5時にピークとなって、再び下降しています。

 

 

 

 

これは、基礎代謝が主に筋肉による安静時の脂肪燃焼(脂肪燃焼のタイミングと基礎代謝が相関している)と関係しているデータと解釈できます。

 

 

 

 

したがって、基礎代謝は筋肉量を反映しているということになりますね(^_-)-☆。

 

 

 

筋肉量を増やすことが脂肪の蓄積を減らす効果的な方法ということが科学的に証明されたといえるでしょう。

 

 

 

ちなみに、ミラクルホルモンである二酸化炭素CO2)を効率よく産生するのは、糖質であることを基礎医学シリーズの脂質総集編DVDでお伝えいたしましたが、この研究でもそのことが証明されていました(^^♪。



 

 

 

 

 

『糖のエネルギー代謝で切断肢も再生する!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

再生医療は美容の分野だけでなく、医療の分野でも希望の星のように喧伝されています。

 

 

 

 

それは遺伝子治療や腸内細菌研究がすべてうまくいかないこともあって、致し方ないのかも知れません。

 

 

 

 

残念ながら、再生医療も臨床応用への発展が遅々として進んでいません( ;∀;)

 

 

 

 

それは、ダメージを受けた細胞に置き換わる幹細胞(かんさいぼう)ばかりに注目しているからですね。

 

 

 

 

幹細胞の遺伝子ばかりをいじってそれをダメージを受けた場所に移植すればよいと思っています。

 

 

 

しかし、現代医学の再生医療による治療も実はほとんどが失敗に終わっています。

 

 

 

 

それは私が『ガンは安心させてあげなさい』で詳述した「場の理論」を理解していないからに他なりません。

 

 

 

 

 

 

細胞は周囲の場によって、はじめて機能するように成長するのです。

 

 

 

 

さて、最新の研究で、オタマジャクシの切断した肢にプロゲステロンを投与する(1日間のみ)と再生することが報告されました(Cell Reports, 2018; 25 (6): 1593)。

 

 

 

 

 

 

しかも、再生した肢には十分な骨、神経、血管のすべてが発達しまし、切断される前と同じように泳ぐこともできました。

 

 

 

つまり、再生した肢は形だけでなく、機能も回復したということです。

 

 

 

 

プロゲステロン甲状腺機能を高めて、糖のエネルギー代謝を高めるのが主作用です。

 

 

 

以前から切断肢を酸化状態にすると、電気の極性が変わり、再生することも分かっていました。

 

 

 

 

プロゲステロンは糖のエネルギー代謝を高めて、細胞を酸化状態にもっていく代表選手です。

 

 

 

 

ただし、現代医学が用いているプロゲステロンは本物ではなく、逆の作用をする合成薬物です。

 

 

 

プロゲステロン悪玉説も現代医学で根強くあるのも、分かる気がしますね(^_-)-

 

 

 

プロゲステロン悪玉説は、『エネルギ代謝と生理痛・生理不順・PMS不妊・更年期DVDで完全に覆しています。http://paleo.or.jp/dvd_health103/

 

 

 

 

このように再生医療の鍵を握るのは、再生組織の「場」がどちらに向くか(糖のエネルギー代謝か脂肪のエネルギー代謝か)によるのです(^_-)-☆。

『遺伝子はジャンピングする!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

遺伝子突然変異といえば、ガンの原因というのが現代医学のお経になっています。

 

 

 

 

遺伝子にダメージを与えるといえば、放射線、プーファ(多価不飽和脂肪酸)や抗がん剤を想像しますよね。

 

 

 

しかし・・・・・・

 

 

 

私たちの体の中で実際に起こっている遺伝子変異のほとんどは、放射線やプーファによるダイレクトな遺伝子変異ではありません。

 

 

 

 

それらの環境のストレスによって、遺伝子がジャンピングすることが原因になっています。

 

 

 

遺伝子がジャンプする??

 

 

 

そうです。

 

 

 

ストレスがかかると遺伝子(DNA)の一部が元の位置から飛び出して、全身を駆け巡ります。

 

 

 

そしてその遺伝子の破片が元の遺伝子とは違うところに、入っていくのです。

 

 

 

筋肉の遺伝子が精子卵子の遺伝子の中に入っていくようなことも起こります。

 

 

 

この現象を最初にコーン(とうもろこし)の実験で発見してノーベル医学賞を1983年受賞したバーバラ・マックリントックは、長い間批判にさらされました。

 

 

 

 

しかし、その後の研究で・・・・

 

 

驚くことなかれ、なんとヒトの遺伝子の過半数はジャンピング遺伝子で構成されていることが分かりました。

 

 

つまり、ヒトの遺伝子は頻繁に移動してダイナミックに変化しているのです。

 

 

 

遺伝子は不変の設計図ではないということです(^_-)-

 

 

現代のメインストリームのサイエンスがなかなかこの事実を認めたくなかったのです(それはGMOに関係しています)。

 



最新の研究で、このジャンピング遺伝子による遺伝子変異の悪影響をブロックするメカニズムが発見されました(Carnegie Institution for Science. "How invading jumping genes are thwarted." November 2018)。

 

 

 

ジャンピング遺伝子による遺伝子変異はすべてが悪影響を与えるわけではありません。

 

 

 

あくまでも生命場を乱すような遺伝子の組み合わせが起こったときのみ、その遺伝子の発現(タンパク質を作ること)をブロックするのです。

 

 

この研究では、ミバエを使用していますが、温度によって遺伝子のジャンピングの頻度が変化するというのも興味深い知見でした。

 

 

 

 

この遺伝子のダイナミズムは基礎医学『遺伝子総集編』で詳述していますので、是非ご視聴頂ければと思います(^_-)-☆。

 

http://paleo.or.jp/dvdbasic01/

 

『精神錯乱の本当の原因は?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

みなさんは集中治療室(ICU)に入ったことがあるでしょうか?

 

 

 

ここには、患者さんの状態を見るためのたくさんのモニターや治療用の医療器具で埋め尽くされています。

 

 

 

 

これらはすべて大量の電磁波を放出しています。

 

 

 

とくに日本の電気の規格はとても危険で、アースをとっていないため、人体にダイレクトに悪影響を与えます。

 

 

 

このあたりは、日本電磁波協会の土田さんがエキスパートですので、是非みなさんの心身を守るためにも電磁波協会の講義をお受けになって真実を知って頂きたいです。

 

 

 

さて、そのような電磁波を24時間大量に浴びている訳ですから、集中治療室でベッドに縛られている患者さんは当然おかしくなります。

 



その典型的なパターンは精神錯乱。

 

 

 

せん妄ともよばれます。

 



この状態では現代医学では、なんとドーパミンを抑える薬剤を投与します。

 

 

 

ドーパミンを抑えるとゾンビのように廃人になるということは、以前からお伝えしてきました。

 

 

うつ病統合失調症などはドーパミンの低下とハッピーホルモン(セロトニン)の過剰で引き起こされます。

 

 

 

最新の研究で、集中治療室で精神錯乱に対してドーパミンを抑える薬剤は効果がないことが明確に示されました(N Engl J Med. 2018 Oct 22)。

 

 

 

 

集中治療室で精神錯乱の本当の原因は、電磁波暴露も含めたストレスです。

 

 

 

 

このストレスによってセロトニン過剰(ドーパミン低下)になることが、精神錯乱の原因です。

 

 

 

実際に電磁波(携帯やWiFiなどのマイクロ波)が、セロトニン過剰を引き起こすことも「ホルモンの真実3」でお伝えしてきました(^_-)-☆。

 

 

 

現代医学はまったく逆のことをしていた(ドーパミンをさらに低下させてセロトニン過剰にする)のですね(#^.^#)

 

 

(このあたりは、「ホルモンの真実3」DVDにて再集録し直しましたので是非ご視聴頂ければ幸いです!(^^)!

http://paleo.or.jp/dvd_health108/

 

 

 

『なぜ筋肉質とそうでない人がいるのか?』

 

 

私は以前から筋肉質の人とそうでない人がいることに気づいていました。

 

 

 

同じトレーニングをしても、筋肉質の人はすぐに筋肉が大きくなります。いつも羨ましいと思っていました(^^♪。

 

 

 

しかし、なぜ自分が筋肉質でないのか分かりませんでした。

 

 

 

これは、筋肉質の人は、生まれたときからそうでない人よりも筋線維自体の数が多いからということが最近分かってきました。

 

 

 

 

筋肉質でなくても、筋線維を太くすることができるので筋肉量はアップしますが、もとの筋線維の数が多い筋肉質の人の筋肉量には及びません・・・・( ;∀;)

 

 

 

筋肉量を決定するのに、胎児の時期は非常に重要です。

 

 

 

なぜなら、出生後は筋繊維量はほとんど変わらないからです。

 

 

 

 

筋トレで筋肉量がアップするのは、この筋線維が太くなるだけで、筋線維量が増えるわけではありません。

 

 

 

 

それでは、何が胎児期の筋線維の数を決定しているのでしょうか?

 

 

 

 

最新の研究で、筋線維細胞の実験では、毒性を示さないレベルの魚油(EPA)やDHAの投与によって、筋肉細胞の発達がブロックされ、かつ筋肉細胞内に脂肪が蓄積するシックネス・パターン(病気のパターン)を示すことが明らかにされています(Front Nutr. 2018 Mar 12;5:15)。

 

 

 

いわゆる筋肉にサシ(脂肪)が入る状態(病的状態)になるのです。

 

 

 

油(EPA)やDHAは、胎盤を容易に通過して、胎児に蓄積します。

 

 

 

 

したがって、母親が妊婦のときに魚油(EPA)やDHAを摂取すれば、摂取するほど、子供の筋線維の数が減っていくことになります。

 

 

 

そして脂肪がつくという最悪のパターンに・・・・・

 

 

 

出版予定の『続・プーファフリーであなたはよみがえる~オメガの真実』にオメガ3の筋肉崩壊のメカニズムを詳しく説明しています。

 

 

 

筋肉をつけたければ、オメガ3に気を付けましょう(^_-)-☆。

 

 

 

『あなたの脂肪から炎症が始まる!』~輸血が怖い理由

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

海外の優秀なトレーナーはトレーニング内容よりも、食事内容、食事量、水分量などに注意を払っています。

 

 

 

私と意見が一致したのは、筋肉をつけるためには、しっかりと炭水化物とタンパク質を摂取することです。

 

 

 

炭水化物はみなさんを瑞々しくする(水分をキープする)ためにもマストです(#^.^#)

 

 

炭水化物が脂肪に変わるという神話(糖総集編DVDで解説しています(^_-)-☆)は、もうサイエンスの世界だけではなく、一般社会でも通用しなくなるでしょう(^_-)-☆。

http://paleo.or.jp/dvd_health104/

 

 

さて、そのみなさんが心配する脂肪。

 

 

リポリシス(脂肪分解)から慢性病が始まることを以前(『続・免疫革命』)からお伝えしてきました。

 

 

 

最新の研究で、脂肪から分泌される小胞(細胞外小胞)も肥満や糖尿病を引き起こすことが報告されました(Mol Aspects Med. 2018 Apr;60:81-91)。

 

 

 

 

この脂肪から分泌される小胞(細胞外小胞)は、白血球に取り込まれると、白血球が炎症性物質を放出することも分かりました。

 

 

 

ストレスがかかると様々な組織から脂肪と同じく小胞(細胞外小胞)が血液中に分泌されます。

 

 

 

この小さな袋(細胞外小胞)には、遺伝子(DNA, RNA, タンパク質、脂質(アルデヒドも含む)など様々な物質が入っています。

 

 

 

これが全身を循環して全身の臓器に取り込まれるのです(『続プーファフリーであなたはよみがえる~オメガ3の真実』DVDに詳述)。

 

http://paleo.or.jp/dvd_health106/

 

 

 

生命のダイナミズムを感じますね(^_-)-☆。

 

 

 

それと同時に輸血という行為(血液中に多数の細胞外小胞が混じっている)には慎重にならないといけないこともお分かりになったと思います。