2019年の年末から現在まで、ほとんど私たち一般庶民には良いニュースがなかったといって過言ではないと思います。
その苦しい状況の中でも、最近ドクターの中でも拙著をお読み頂いて、メッセージを頂くことが増えました。
医師は自分のプライドや生活のこともあるのか、なかなか私がお伝えしているようなリアルサイエンスに見向きもしない傾向が強いです（個人的な人格の問題もあります(^_−)−☆）。
この傾向は、現代医学よりもむしろ自由診療や代替医療を掲げているスピンアウトした医師に多いという事実にみなさんも驚かれるかも知れません。
本来は現代医学と訣別したはずの医師や治療家たちも、実際はリアルサイエンスを学ばずに、現代医学と同じ思考回路（要素還元主義、情報屋）にとどまっていることがその原因です。
しかし、拙著をご覧になって全体を俯瞰することのできる現代医学の医師が増えつつあることが唯一の嬉しいニュースです。
先日、開業医のドクターから頂いたメッセージをご本人の許可を得てご紹介いたします。
（転載開始）
開業をしており、現代医療に疑問を持ち「本当の医療とは何か」を探し続けて日々勉強しています。最近の著書「ウイルスは存在しない」（上巻）に感銘をうけ、特にエクソソームの話しはすごくしっくりくるものでした。
また巷ではDHA礼賛という雰囲気ですが、自分もロトリガ内服し続け手いたらシミができはじめ、患者さんでも血糖値が上昇してしまったり湿疹が出てしまったりを何人か経験し、先生の著書を読ませていただき心から納得しました。栄養療法と題して数々のセミナーがおこなわれていますが、そこにもワナがあった…と今頃気づいた次第です。
是非また先生からいろいろ学ばさせていただければと思います。「ウイルスは存在しない下巻」を楽しみにしています。今も先生の本を読ませていただいておりました(『病はリポシスから』)。
自分は薬ではなくなるべく栄養で体の環境を良くしていきたいと考え、栄養療法を勉強してきました。しかし糖質制限ばかりで、自分は何か違和感を感じていたのですが、本当に先生の著書を読んで自分の実臨床に当てはまることばかりなので、すごく感動しています。
もっと早く著書を読んでいれば良かったと反省しています。ちなみに先生の本はすべてそろえさせていただきました。久しぶりに「繰り返し読みたい」と思った本に出会えました。いつか直接ご挨拶できる日がくることを願っております。
本当にありがとうございます！よろしくお願いいたします。
（転載終了）
この俯瞰能力の高いドクターのメッセージに重要なことが書かれてあります。
それは、リアルサイエンスが実際の臨床にぴったりと当てはまることです。
栄養にしても、薬物療法にしても、現代のサイエンスは架空の理論（germ theory、分子生物学・遺伝学がその典型例）に基づいているため、実際の臨床応用では、役に立たないどころか、私たちの生命にかえって悪影響をもたらしています。
実際の生命現象を矛盾なく説明できなければ、それは臨床応用できません。
そして実際の臨床や自分の体験とそれが矛盾がないかを何度も再検討するという地道な忍耐が必要となります（エゴが強い人はこの作業は不可能です(^_−)−☆）。
生命の本質を積み上げたリアルサイエンスを学ぶと、すべてのパズルがぴったりと合うのは自然の成り行きです。
これからも俯瞰する能力のあるドクターが一人でも多く現れることを楽しみにしています(^_−)−☆。
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