パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『液体と固体の”砂糖”。どちらが太るのか?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

 

みなさんは、砂糖がたっぷりかかったスイーツを食べるのはためらいますよね?

 

 

 

 

 

 

私はスイーツにプーファがない限りは、かぶりつきます(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

しかし・・・・・・・

 

 

 

 

先日、プーファがないと思って食べたケーキを食べたあと、1日中胸焼けがして、胃に食物が停滞しました・・・・( ;∀;)

 

 

 

 

 

よく考えると、クリームに植物油脂が入っていたのでした。。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、だいたい砂糖が悪いと言ってるのは、太る(メタボになる)ということと虫歯になると相場が決まっています・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、高濃度の砂糖水と砂糖食を与えた場合に太るのかどうかを調べた興味深いマウスの実験が報告されています(Molecular Metabolism online 4 June 2019)。

 

 

 

 

 

 

 

1日摂取カロリーの73%を砂糖で賄っているますので、私たちの日常生活ではあり得ない高濃度です。

 

 

 

 

 

 

その結果は・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

高濃度の砂糖水の場合は、マウスに脂肪がつきましたが、固形の砂糖の場合は同じ高濃度でも脂肪増加や体重増加が認められませんでした。

 

 

 

 




高濃度の砂糖水の場合は、糖のエネルギー代謝が低下して、インシュリン抵抗性となりました。

 

 

 

 

 

 

 

液体と固体の違いがあるということですね(^_-)-☆。

 

 

 

 




研究論文ではこの理由は不明ということでした。

 

 

 

 

 

 

しかし、砂糖水はより固形のものより吸収が速いです。

 

 

 

 

 

 

エネルギー需要を大幅に上回る糖が入ってきた場合には、もうこれ以上必要がないと体が判断して、糖の必要以上に細胞内に入れなくなります。

 

 

 

 

 

これを専門用語で「生産物阻害(product inhibition)」といいます(基礎医学シリーズ『糖総集編』DVD)。

 

 

 

 

 

 

 

 

このときには、プーファと同じようにインシュリン抵抗性になります(もうこれ以上細胞内に糖を入れないという防御反応です(^_-)-)。

 

 

 

 

 

 

この実験では検討されていませんが、高濃度の砂糖水でさえ、マウスに運動させておくと、おそらくインシュリン抵抗性や脂肪がついたりすることはなくなるでしょう。

 

 




これは、高濃度の砂糖水からできるエネルギーと消費エネルギーが釣り合うからですね(^_-)-☆。

 

 





いずれにせよ、固形の場合は、高濃度の砂糖摂取でさえも、たとえ運動しなくても脂肪にならないということ。むしろ、糖のエネルギー代謝が高まるということは再確認できました(^^♪。

 

 

 

 

 

 

 

 

ということは、ショ糖、フルーツやハチミツを欲しいだけ食べても、問題はないどころか、糖のエネルギー代謝を高めるということです!(^^)!

 

 

 

 

 

 

みなさんも、プーファがなくて、本物のシュガーがたっぷりかかっているスイーツであれれば、罪悪感なく美味しく頂いてください(^_-)-☆。