パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『離乳食を早めてはいけない!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

現在の日本の離乳食は、赤ちゃんの生後何か月から推奨されているかご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

 

なんと6か月からです。。。。。

 

 

 

 

 

 

首が座ってまだ1~2ヵ月しか経過していません。

 

 

 

 

 

 

あの世界保健機構(WHO)でさえも、離乳食を開始しても最低2年は授乳すべきとしています。

 

 

 

 

 

 

 

実際はいつから離乳食を与えるべきなのでしょうか?

 

 

 

 

 

最新の研究で、わたしの先祖であるホモ・サピエンスの化石調から、授乳は最低でも3~4歳まで行っていたことが推定されています(Science Advances, 2019; 5 (8): eaax3250 )。

 

 

 

 

 

類人猿といわれるチンパンジーボノボ、ゴリラなども4~5歳まで母乳を与えています。

 

 

 

 

 

 

オランウータンは7~8歳くらいまで授乳するようです(Sci Adv. 2017 May; 3(5): e1601517)。

 

 

 

 

 

このことから、現代の早い離乳食の導入は、非生理的な行為であることが分かります。

 

 

 

 

 

以前から私は離乳食は最低でも4~5歳までは与えるべきではないとお伝えしてきました。

 

 

 

 

 

 

これは乳児の腸粘膜の発達に時間がかかるからです。

 

 

 

 

 

 

腸粘膜がしっかり形成されない時期から、母乳以外の離乳食を入れると、腸粘膜の形成が破壊されるだけでなく、リーキーガットからエンドトキシンが全身に回ります。

 

 

 

 

 

 

 

乳児湿疹(アトピーではない)の本当の原因です。

 

 

 

 

 

 

現在の離乳食は植物油脂やDHAなどのプーファ、そして添加物満載の加工食品です。

 

 

 

 

 

母親がかみ砕いて柔らかくした食べ物(本物の)を与えるならまだしも、訳のわからない毒性物質オンパレードの加工食品を腸のバリアも完成していない乳児に与えるのは立派な”虐待(abuse)”にあたるといっても過言ではありません。

 

 

 

 

 

知らないということも知ろうとしないことも、結果的に同じ惨事を引き起こすのです(^_-)-☆。

 

『なぜ現代社会のオフィスワークで視力が低下するのか?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

私の学生時代は、いわゆる受験戦争花盛りで、長時間の勉強を強いられました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私も一番勉強したのが中学3年生のときでした。

 

 

 

 

当時を思い返すと、本当に劣悪な環境でよくやっていました・・・・

 

 

 

 

 

 

若いときは、プーファの蓄積もまだ少ないため、なんとか無理がまだ効くのですね(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

しかし・・・・・

 

 

 

 

 

極端に視力が低下したのは、この時でした。

 

 

 

 

 

 

当時はPCなどはなく、ただ参考書や本と長時間取り組んでいただけでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

なぜ視力が低下(極度の近視)になったのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

今回、その謎を解く研究が報告されていました。

 

 

 

 

 

 

 

蛍光灯に含まれるブルーライト(青色光)が、ダイレクトに網膜にダメージを与えて、視力を低下させるのです(Sci Rep. 2018 Jul 5;8(1):10207)。

 

 

 

 

 

 

具体的には、網膜に老人斑(リポファッシン、lipofuscin)を形成することで、網膜細胞の糖のエネルギー代謝をブロックします。

 

 

 

 

 

 

 

網膜には、DHAという最も酸化しやすいプーファが含まれています。

 

 

 

 

 

 

そのために、容易にブルーライトアルデヒドを形成し、組織障害を引き起こすのです。

 

 

 

 

 

 

網膜のDHAの含量の少ない人ほど、視力低下の程度は緩やかになります。

 

 

 

 

 

 

 

長時間のデスクワークで、蛍光灯の下にいること。

 

 

 

 

 

 

これが現代の原因不明とされる失明(黄斑変性症)の引き金になっていることが、今回の研究でも明らかになりました(^_-)-☆。

『人体に異物を入れること:乳房再建術の危険!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

乳房再建術または乳房増大(豊胸)術でブレスト・インプラント(ゲル充填人工乳房)を挿入されたケースに対して、癌のリスクが高まることをFDA(米国の厚生省)が勧告を2019年2月出しています。

 

 

 

 

 

日本でもようやく同じ警告が発表されました。

 

 

 

 

 

乳房インプラントのあとに発生するガンは、T 細胞性非ホジキンリンパ腫の中でも稀な型の「未分化大細胞型リンパ腫(, ALCL)」というリンパ腫です。

 

 

 

 

 

 

 

 

インプラント外殻の性状がテクスチャードタイプの使用例での発症が報告されている一方で、スムースタイプのインプラントのみを埋入した症例での報告はありませんが、スムースタイプでの発症を完全には否定できません。)

 

 

 

 

 

すでにこの乳房再建術後のリンパ腫発生は、世界で500人を超えています(これは報告があった数だけであり、実際はその何倍もあるはずです)。そして、16人の死亡が確認されています。

 

 

 

 

 

 

特徴としては、インプラントの周囲に炎症が起こっているということ。

 

 

 

 

 

 

 

そして、インプラント周囲が慢性炎症によって、ゴムのように硬くなっている(線維化)ことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

基礎医学(免疫学総論)でもお伝えしているように、この線維化の次に起こることがガンの形成です。

 

 

 

 

今回の乳房再建のケースは、リンパ腫というガンになるということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インプラントで乳房に注入されるジェルの中には、主成分のシリコン以外にも、さまざまなビニル化合物、ベンゼンなどの芳香族炭化水素 aromatic hydrocarbons)や重金属が混ざっています(Aesthet Surg J. 2019 Jan 31;39(Supplement_1):S21-S27)。

 

 

 

 

 

 

 

 

これらはタバコや工場から出る煤煙と同じ成分であり、大豆と同じ強いエストロゲン作用をします。

 

 

 

 

 

 

 

最新の論文を調べても、このインプラントにどのような成分が入っているかは企業秘密になっているため、実際に何に炎症が引き起こされているかは特定できていません。

 

 

 

 

しかし、人体に入れる異物が、確実に「炎症ゴミ」(私の命名です(^_-)-☆)となって、炎症を引き起こしていることは間違いありません。

 

 

 

 

 

 

それに高濃度のエストロゲン物質によって、胸腺、甲状腺がダメージを受けるため、免疫細胞がコントロール不良となっているのです。

 

 

 

 

 

また、「未分化大細胞型リンパ腫(anaplastic large cell lymphoma, ALCL)」 は、他の人工物(整形外科用インプラント、歯科インプラント、注入ポート等)埋入症例でも報告されています。

 

 

 

 

人体に異物を入れる・・・・・

 

 

 

 

 

もちろん、私たちあるいは子供たちの体に異物を入れないことが最優先ですが、ワクチンをはじめ、ありとあらゆる方法で、異物挿入の機会を狙っています。

 

 

 

 

 

 

マイクロチップの実験がうまくいかないのは、糖のエネルギー代謝が回っていると、それをチップをゴミ処理して尿や便から排出するからです(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

世間で糖質制限ベジタリアン、マクロビ、ケトン食、ファスティングなどの非生理的な食事法が推奨されているのも、糖のエネルギー代謝を低下させることで、マイクロチップの体内留置を促進するという理由もあるのです(私たちが考えるほど管理体制は甘くはありません)。

 

 

 

 

 

 

 

もし、すでに豊胸手術乳がんのあとの再建術で、このような危険な物質を体内に入れてしまった方には、できるだけ早く取り除くことと同時に糖のエネルギー代謝を高めることをお勧めします(^_-)-☆。

 

 

 

 

『子供のグルテン摂取と糖尿病』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

 

 

グルテンフリーという表示と実際は違うという話を以前お伝えしました。

 

 

 

 

 

 

グルテンはいわゆるリーキーガット”を引き起こす物質として有名です。

 

 

 

 

 

ということは・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

シリアル、パンを過剰摂取すると、ガン、糖尿病、心臓血管疾患、脳卒中、関節リウマチ、アトピー性皮膚炎、橋本病(甲状腺機能低下症)、アルツハイマー病などのあらゆる慢性病が待ち構えているはずです。

 

 

 

 

 

 

なぜなら、グルテンによってリーキーガットになると、エンドトキシンが全身に炎症を引き起こすからです(『現代食は慢性病から』)。

 

 

 

 

 

最新の研究によって、幼児期にグルテンを摂取すると、I型糖尿病になりやすいことが報告されました(JAMA Pediatr. 2019 Aug 12)(BMJ 2018; 362)。

 

 

 

 

 

 

 

I型糖尿病は「遺伝性」と言われていましたが・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

そうではなく、明らかに環境因子ですね(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、II型糖尿病もグルテン摂取によってリスクが高まります(Nutrients. 2018 Nov 13;10(11). pii: E1746)(Diabetes Metab Res Rev. 2016 Oct;32(7):675-684)。

 

 

 

 

 

 

これは当然ですね。

 

 

 

 

 

拙著にも詳述したように糖尿病にI型もII型もありません。

 

 

 

 

 

 

現代社会では、II型糖尿病といわれる加齢病が、若年者にも起こる現象をI型糖尿病と呼んでいるだけなのです。

 

 

 

 

 

 

ガンや脳卒中という高齢者に起こるとされていた病態でさえ、20~30歳代に起こっています。

 

 

 

 

 

 

 

今回はグルテンと糖尿病との関係を調べた研究をご紹介しましたが、実際は腸内環境の悪化(腸内細菌の増殖)によって、糖尿病は引き起こされることが分かりますね(^_-)-☆。

 

 

『健康のバラメーター:「甲状腺刺激ホルモン」』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

みなさんは、甲状腺という喉ぼとけにある組織が、私たちにとって生死を分けるほど大切な器官であることをご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

甲状腺ホルモンは、糖のエネルギー代謝を回すために必須の物質だからですね。

 

 

 

 

 

 

 

日本では人為的な操作によって甲状腺がんが増加していますが、これは生命にとっては致命的になるのです。

 

 

 

 

 

 

 

さて、現代人、特に日本人の90%以上は、甲状腺機能低下症です。

 

 

 

 

糖尿病、がん、アトピー性皮膚炎、関節リウマチ、SLE潰瘍性大腸炎、アツルハイマー病などの慢性病はすべて甲状腺機能低下がベースとしてあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

甲状腺が機能低下すると、「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」というホルモンが上昇します。

 

 

 

 

 

 

甲状腺刺激ホルモン(TSH)」は、甲状腺に「甲状腺ホルモン」を放出するように促すのホルモンです。

 

 

 

 

 

 

 

問題は、現代医学・検査学では「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」の正常値がかなり高く設定されていることです。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、最新の研究で甲状腺機能低下症の人を対象とした臨床試験の結果が報告されています(BMJ (Clinical research ed.). 2019 Sep 03;366;l4892)。

 

 

 

 

 

 

 

この臨床試験では、「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」の値が高い人ほど、総死亡率、心筋梗塞心不全骨粗しょう症による骨折のリスクが高くなることが分かりました。

 

 

 

 

 

 

甲状腺刺激ホルモン(TSH)」が低いほど、心臓保護作用があったようです。

 

 

 

 

 

 

ちなみに「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」が高いだけでなく、あまりのも低値の場合にも総死亡率は高くなったようです。

 

 

 

 

 

 

 

甲状腺刺激ホルモン(TSH)」があまりにも低値ということは、脳の機能低下(糖のエネルギー代謝の低下)を示唆している可能性があるかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

この研究からも分かる基本は、甲状腺機能低下に加えて、「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」が高い場合は、それ自体が問題を引き起こすということです。

 

 

 

 

 

 

実際に、「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」自体が炎症を引き起こします(J Exp Med. 2019 May 6;216(5):1182-1198)。

 

 

 

 

 

 

 

血液検査で「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」が正常値(現代医学が勝手に決めた基準)でもそれは実際の体内では高値であり、それだけで炎症を引き起こすのです。

 

 

 

 

 

 

甲状腺刺激ホルモン(TSH)」は、甲状腺機能低下の程度が強いほど高くなるため、私たちの健康の”バロメーター”となるのです(^_-)-☆。

 

 

『なぜプロバイオ、プレバイオで糖尿病になるのか?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

腸内細菌に善玉も悪玉もないということも、まだなかなか理解されないですね。。。。

 

 

 

 

 

 

さらに腸内細菌そのものがない方が健康になるというとみなさん、眉をひそめられます・・・・・(^^♪。

 

 

 

 

 

 

しかし、拙著『慢性病は現代食から』にも詳述しましたように、高プーファ食によって引き起こされるインシュリン抵抗性、血糖異常も腸内細菌をなくすことで改善します(Nat Med. 2015 Dec; 21(12):1497-1501)。

 

 

 

 

 

 

最新の研究でもこのことが証明されています。

 

 

 

 

 

 

腸内細菌の増殖によって糖代謝異常(=糖尿病)が引き起こされることが報告されました(PNAS  September 16, 2019)。

 

 

 

 

 

 

腸内細菌によって、腸粘膜細胞からセロトニンの産生が増加します。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、私たちの体内の95%以上のセロトニンは腸粘膜細胞から産生されています。

 

 

 

 

 

 

 

このセロトニンは、糖のエネルギー代謝をブロックするため、糖尿病を引きおこすのです。

 

 

 

 

 

 

腸内細菌の増殖は、エンドトキシンのみならず、セロトニンも上昇させるため、まさに慢性病の温床となるのですね(^_-)-☆。

 

 

『化学合成"うま味(Umami)”はなぜ危険か?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

日本の料理でうま味Umami)として知られている物質が、グルタミン酸グルタミン酸ナトリウムMSG, monosodium glutamate)です。

 

 

 

 

 

 

私たちの身近な調味料の「味の素」ですね。

 

 

 

 

 

中華料理にも多用されていて、頭痛、めまいや皮膚の湿疹を引き起こすことはよく知られています。

 

 

 

 

 

これは「チャイニーズ・レストラン シンドロームChinese restaurant syndrome)」と呼ばれています。

 

 

 



 

 

 

グルタミン酸ナトリウムMSG)は、その他にも様々な作用を持っています。

 

 

 

 

 

 

その代表的な作用を挙げると・・・・・

 

 

 

 

 

インシュリン抵抗性(糖尿病)、肥満

 

●炎症

 

不妊

 

●脳神経細胞死・・・・etc.

 

 

 

特にグルタミン酸ナトリウムMSG)は、プーファの脂質過酸化反応を引き起こし、遺伝子(DNA)やタンパク質をアルデヒドで変性させることは特記すべきことです。

 

 

 

 

 

 

 

これらのグルタミン酸ナトリウムMSG)の悪影響は、グルタミン酸塩受容体を刺激することで引き起こされるとされています(EXCLI J. 2018; 17: 273278)。

 

 

 

 

 

 

その他、味の素などにはグルタミン酸も含まれています。グルタミン酸は、脳の興奮毒とされています。

 

 

 

 

 

 

しかし、グルタミン酸が全身にも強いストレスを与えることも過去に報告されています(Metabolism. 1989 Dec;38(12):1179-82)。

 

 

 

 

 

私たちの体内では、常にグルタミンとグルタミン酸塩は相互変換されています(基礎医学講座 参)。

 

 

 

 

 

 

グルタミンは、ガンを増大させることはことは、拙著『ガンは安心させなさい』に詳述しました。

 

 

 

 

 

昔(今でもかも知れません(^_-)-☆)、リーキーガットにグルタミンを投与するという治療があった様ですが、これがいかに恐ろしいことか分かりますね。

 

 

 

 

 

 

グルタミン酸ナトリウムMSG)が、人口削減目的で使用されているといういわゆる陰謀論”がありますが、これに関してはサイエンスが証明しています。

 

 

 

 

 

うま味は、食材から出すものであって、化学合成の物質を添加するものではないことは明白ですね(^_-)-☆。