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『PCR,抗体検査は感染症の確定診断ではない!』

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 

 

医学界以外ではPCR検査の問題が指摘され始めていますが、医学界では血液の抗体検査で混乱が起きているようです。

 

 

 

これも過去記事でお伝えしたように、サイエンスの基礎(リアルサイエンス)ができていないから起こる混乱です。

 

 

今回は本邦初公開になりますが、抗体検査などの検査にまつわる本質的なことをお伝えしていきます。

 

 

 

さて、『サイエンス』誌で、その新型コロナ感染症(COVID-19)の抗体検査に関する記事が掲載されました(Science Apr. 21, 2020)

 

 

 

 

その内容は、抗体検査ではPCR検査の数十倍もの人が新型コロナウイルスSARS-COV-2)陽性と出るという結果です。

 




この記事の中で興味深かったのは、米国のマサチューセッツで街角を歩く人をランダムに抗体検査した結果です。

 

 

 

 

街角を歩いている人ということは、健康人を代表しているとは言えないまでも、一般の人口を反映していると考えて良いでしょう。少なくとも感染症で重症化している人ではありません。

 

 

 

 

この抜き打ち抗体検査のサンプル数は、200人と少なかったものの、そのうちの63人が新型コロナウイルスSARS-COV-2)抗体陽性だったのです。31.5%にものぼります。

 

 

 

 

この抗体検査で使用したキットの精度は、特異性(specificity)が90%とされています。特異性というのは、「その検査で陰性に出れば、陽性の確率が低い」という指標です。

 

 

 

 

つまり、「感染していない人に検査をして、正確に陰性という結果が出る割合」のことになります。

 

 

 

この割合が90%ということは、10%は感染をしていなくても陽性と出るということです。

 

 

 

それを差し引いたとしても、30%以上の一般の人口に抗体陽性と出たということは、何を意味しているのでしょうか?

 

 

 

「抗体検査はどのくらい正確なのか?」

 

 

「人口の多くが、武漢と関係がないのに、なぜすでに抗体があるのか?」・・・・・

 

 

 

 

医学界はこの結果に頭を抱え、沈黙しています。

 

 

 

 

 

ちなみに、一般人口に対しての同じ調査で、ドイツの抗体検査の結果では、14%, カルフォルニアの抗体検査では、2.49%-4.16%が抗体陽性でした。このカルフォルニアの陽性率が最も低かったのですが、それでもPCR検査の50倍の陽性率になっています。

 

 

 

 

抗体検査を行うと、感染者数がPCR検査よりも増えるため、新型コロナ感染症(COVID-19)の致死率は季節性インフルエンザウイルスよりもさらに低下します。

 

 

 

 

 

「新型コロナ感染症(COVID-19)は危険だ!危険だ!」というのは何だったのか・・・・・

 

 

 

 

 

 

医学界(感染症学会)は、ウイルスに対する抗体検査が、臨床の現場での感染の確定診断(gold standard)としてきました。

 

 

 

 

 

過去記事でもお伝えしてきたように、それは大きな間違いであることが今回の記事の混乱でも明らかになりました。

 

 

 

 

 

なぜこのような混乱が起こっているのでしょうか?

 

 

 

 

それは、ある微生物が感染症を引き起こすとい因果関係をPCR検査や抗体検査では証明できないことが、100年近く前から分かっているからです。

 

 

 

 

 

PCR検査や抗体検査というのは、「相関関係」しか証明できない検査なのです(これはまだ誰も言及していない重要な事実です(^_−)−☆)。

 

 

 

 

 

相関関係というのは、たまたまその病態の人に検出されたというだけで、それが原因ではないというものです。

 

 

 

 

 

拙著『ガンは安心させなさい』でも分かりやすい例えを用いて、この相関関係を説明しました。

 

 

例えば、「犯行現場にいつも警察官がいる(=相関関係)からと言って、警察官が犯人(=因果関係)ではない」ということです。

 

 

 

 

警察官は、犯行現場に駆けつているだけ(=結果)であって、犯人(=原因)ではありません。

 

 

 

 

 

コレステロール値が高いからと言って、動脈硬化の原因がコレステロールではないのと同じ。

 

 

血糖値が高いからと言って、糖尿病の原因が糖ではないのと同じ。

 

 

 

 

コレステロールや血糖が高いのは、動脈硬化や糖尿病の“結果”起こったことで、その原因ではありません(原因はもう皆さんお分かりですよね(^_−)−☆)。

 

 

 

 

現代医学はもちろんのこと、私たちは、このように多くの事象の“結果”を“原因”と間違えて認識しています。

 

 

 

 

これを「相関関係と因果関係を取り違える」と言います。

 

 

 

 

 

今回も新型コロナウイルスSARS-COV-2)が検体から検出されることがあるからと言って、それが新型コロナ感染症(COVID-19)の犯人と断定する証拠はいまだに何一つ提出されていないのです(今まで発表されている研究論文を渉猟しても証明がない)。

 

 

 

 

 

 

新型コロナ感染症(COVID-19)という結果、その病態の人に新型コロナウイルスSARS-COV-2)が検出されることがあるということしか分かっていません。

 

 

 

 

 

まだ誰も新型コロナ感染症(COVID-19)という病態を引き起こす原因が何かということを特定できていません(それもそのはず。新型コロナ感染症(COVID-19)は様々な病態を一括りにして病名をつけているから。コチラの記事も)。

 

 

 

 

「相関関係を因果関係と取り間違える」というのは、現代医学のゴールドスタンダートですが、今回のコロナ騒動でもこのスタンダードが遺憾なく発揮されていることに気づいていません。

 

 

 

 

 

PCR検査も抗体検査も、「ウイルスが感染症を引き起こす(因果関係)」という証拠にはならないのです。

 

 

 

 

 

 

リアルサイエンスで斬れば、検査と言われるものの本質も見抜くことができるのです (^_−)−☆。

 

 

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