パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『新型コロナウイルスと肺炎は関係ない!』

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのパレオドクタ—崎谷です。

 

 

 

 

 

今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についての研究論文、特に有名な医学雑誌に掲載されている内容は、突き詰めると単なる“情報”に過ぎません。

 

 

 

 

 

もちろん、中には昨日お伝えした様なサイエンスとはかけ離れた論文(胸部CTの陽性率)も散見されます。

 

 

 

 

 

この様な雑多な情報を有機的につなぎ合わせていくのには、やはり基礎のサイエンスの知識が必要となります。

 

 

 

 

 

さて、今回中国武漢の病院において、完全に肺炎から回復し、RT-PCR試験(遺伝子を増幅させる)でも陰性になって退院した後、時間の経過とともに再び陽性となったケースが報告されています(JAMA. 2020 Feb 27; doi: 10.1001/jama.2020.2783)。

 

 

 

 

このケースは全て医療従事者でした。

 

 

 

 

 

 

この武漢の病院での退院の基準は、以下の様になっています。

 

 

 

・平熱が3日以上持続

・呼吸器症状の改善

・胸部CT検査での大幅な改善

・1日以上あけて実施したRT-PCR検査の結果が2回連続で陰性

 

 

 

これを満たしたことで、治癒と見做されて退院したのです。

 

 

 

 

 

 

退院・隔離解除後も、患者は自宅で5日間の隔離状態を継続。そして、5〜13日後にRT-PCR検査が繰り返された結果、全員陽性だった様です。

 

 

 

 

 

さらに、その後4〜5日間に3回のRT-PCR検査を繰り返したが、また全員陽性だったということでした。

 

 

もちろん全員、無症状でかつ感染者(呼吸器症状がある人)との接触はなかった様です。

 

 

 

はい。

 

 

 

 

これだけでも、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診断基準を満たしていません。

 

 

 

 

ただ、RT-PCR検査が陽性に出ているだけです。

 

 

 

 

感染者がどれだけのウイルス量が持っているのかをRT-PCR検査で推測することをやっています。これを「viral load」という呼び方をしています。

 

 

 

 

実は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)も無症状の人も同じ新型コロナウイルス量を持っていることが分かっています(N Engl J Med. 2020 Feb 19)。

 

 

 

 

以上から以下の事実が浮かび上がります

 

 

1. 感染者(呼吸器症状のある人)と接触がなくても、ウイルスの遺伝子検査(咽頭、唾液)で陽性に出たり、陰性に出たりする(=感染がなくても陽性に出る)。

 

 

2. 無症状でもウイルスの遺伝子検査(咽頭、唾液)で陽性になり、かつ症状のある人とウイルス量は変わらない

 

 

 

 

 

 

以上の2つの報告からも、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と言われる病態(感冒〜肺炎)と新型コロナウイルスSARS-CoV-2)の存在は“関係ない”と結論づけることができるはずです。

 

 

 

 

つまり、何かの原因で引き起こされる新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と言われる病態では、たまたま新型コロナウイルスSARS-CoV-2)と命名された遺伝子(この場合はRNA)が血液中(唾液などの体液へも移行)に出現する(あるいは元々血液中にある)と解釈した方が論理的なのです。

 

 

 

 

 

これを現代感染症学(この様な学問は・・・・)では、「無症状者も症状のある人を同じく感染性を持つ」と解釈しているのです(それなら症状のある人だけを隔離する意味がない!)。

 

 

 

 

OMG!

 

 

 

 

 

あるウイルスが感染性を持ち、かつ肺炎などの原因となることを証明するには、ある必要な手続きがあります。

 

 

 

 

 

 

今回の新型コロナウイルスSARS-CoV-2)が肺炎を引き起こすという証明はまだ一度もされたことがありません。

 

 

 

 

 

新型コロナウイルスSARS-CoV-2)と呼ばれる遺伝子は、感冒〜肺炎を引き起こすことはないばかりか、それに感染性があるかどうかも疑わしいということが俯瞰できるのです。

 

 

 

 

それでは何が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を引き起こしたのでしょうか?

 

 

 

 

この核心について今月の講義で詳しくお伝えできればと思います(^_−)−☆。

 

 

 

ちなみ、最初の研究論文では、全症例に抗インフルエンザウイルス薬(オセルタミビル75mgを12時間ごとに経口投与)を投与しています。

 

 

 

それでも時間を置いて陽性に出るということは、抗インフルエンザ薬は役に立たない(本当は意味がないばかりか毒です(^_−)−☆)ということになりますね。

 

 

 

これらの事実を有機的につなぎ合わせるといったいどの様な結論になるのか?

 

 

 

 

研究者たちや感染症専門家と言われる人たちにまさにこのことが問われているのです。