パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『子宮頸がんワクチンは必要か?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ—崎谷です。

 

 

 

医師だけでなく、国会議員も躍起になって推奨している子宮頸がんワクチン。

 

 

 

 

 

芸能人も動員(非国民総動員(^_−)−☆)してキャンペーンを張っていますが・・・・・

 

 

 

 

 

このワクチンは、「ヒトパピローマウイルス (HPV)が子宮頸がんを引き起こす」というお話を大前提にして大量産生され、世界中にばらまかれています。

 

 

 

 

 

 

そもそもこの前提は本当なのでしょうか?

 

 

 

 

性交渉を行なっている人(sexually active people)の80%は、ヒトパピローマウイルス(human papillomavirus (HPV))を持っています。

 

 

 

 

 

しかし、子宮頸がんになるのはそのほんの一部です。

 

 

 

 

ヒトパピローマウイルス (HPV)陽性の子宮頸がん(high-grade CIN3)と診断されている女性の70%は無治療で自然退縮していきます(Lancet Oncol. 2008 May;9(5):425-34)。

 

 

 

このことからも、子宮頸がん発生には、ヒトパピローマウイルス (HPV)感染だけでは成立しないことが明白ですね。

 

 

 

 

 

それでは何が子宮頸がん発症の原因になっているのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

その鍵を解くには、過去に大きな問題を引き起こした薬害事件が非常に参考になります。

 

 

 

 

 

「ホルモンの真実」講義でもお伝えしたエストロゲン製剤「ジエチルスチルベストロール(Diethylstilbestrol, DHS)」。

 

 

 

 

 

 

あの赤ワインのファイトケミカルである「レスベラトロール」と同じグループです。

 

 

 

 

 

 

1940年代以降、更年期障害・老人性膣炎・不妊症・切迫流産防止などの目的で広く使用されました。

 

 





あるいは家畜の飼料にも添加されました(肉を嵩増しするため)。

 

 

 

 

 

ジエチルスチルベストロール(DHS)の投与を受けた妊婦から生まれた女児やその孫に子宮頸がんの発生率が高くなったのです。(N Engl J Med. 2011 Oct 6;365(14):1304-14)。

 

 

 

 

 

 

 

その他、膣腺ガンや子宮形成不全などの女性器障害が発生しています。

 

 

 

 

 

 

母体そのものも乳がんの発生率が高まり、社会的大問題に発展したのです。

 

 

 

 

 

 

さて、子宮頸がんは、エストロゲンを産生する酵素をブロックすることでも予防できることが報告されています(Oncotarget. 2017 Apr 25;8(17):29361-29369)。

 

 

 

 

 

このことから、ウイルスではなく、エストロゲンが子宮頸がんの発生に深く関与していることが分かりますね。

 

 

 

 

 

そして最新の研究で、さらにこのことが証明されました(Am J Pathol. 2019 Nov 8. pii: S0002-9440(19)30717-5)。

 

 

 

 

 

 

マウスの子宮頸がんモデルの実験で、プロゲステロン投与によって、病変を縮退することが判明したのです。

 

 

 

 

 

 

プロゲステロンは最強の抗エストロゲン作用を持つホルモンです。

 

 

 

 

 

このようにホルモンのインバランス(imbalance)、つまりエストロゲンコルチゾールのような免疫抑制物質によって子宮頸がんが発生・増殖するのです。

 

 

 

 

 

もちろん、現代食のオメガ3、鉄、大豆摂取、農薬過剰や糖質制限食も免疫抑制に拍車をかけています。

 



 

 

 

子宮頸がんが、ウイルスではなく、私が継続的にお伝えしているシックネス・サブスタンス(病気の場を作る物質)によるシックネス・フィールド(病気の場)の形成によって引き起こされるのです。

 

 

 

 

 

さて、それでもみなさんは、子宮頸がんワクチンが必要とお考えになるでしょうか?