心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。
現代人の肥満の問題は、現代食(高プーファ食)にあることを『続・新免疫革命(現代食が慢性病をつくる)』に詳述いたしました。
現代食による肥満では、全身に炎症(メタ炎症)が起こるために、脳にも炎症が及びます。
この脳の炎症の結果の一つがうつや不安神経症といわれるものです。
今回、肥満マウスが不安神経症を呈しているのは、脳のゴミ(今回の研究では老化細胞、脂肪など)が蓄積することが原因であることが確かめられました(Cell Metabolism online 3 January 2019)。
実際に、薬剤を用いて脳のゴミを掃除してやると、肥満マウスの不安神経症状がきれいになくなったのです。
現代食による脳の炎症だけでも不安神経症になり得るのですが、そこにゴミが蓄積することによって炎症が加速するのです。
脳のゴミ掃除をしてやると、不安が落ち着くのですね。
ただし、多大な副作用を伴う薬剤を用いて、ゴミ掃除するのはナンセンスです。
ゴミ掃除を活発化せるのは、糖のエネルギー代謝を回すこと。
つまり、私たちの体内で電子のフローを滞りなく行うことです。
みなさんもお部屋がゴミで散乱していると、気が落ちますよね。
またいつまでも食べ物をお部屋や冷蔵庫に入れた放置していると、腐りますよね。それが悪臭を放つようになります。
私たちの体もこれと同じです。
ゴミ掃除はコマ目に行いましょう^_-)-☆。
免疫の本質がゴミ掃除(形態形成維持)であることが明確に示された研究でした(^_-)-☆。