パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)の真実』

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 

 

 

副腎疲労についてのご質問や体験談が多数寄せられています。その一つをご紹介すると同時に、リアルサイエンスでこの誤解を解いていきたいと思います。

 

 

 

(転載開始)

 

10年以上前新宿にある栄養療法のクリニックに受診し、機能性低血糖症と診断され糖質制限を始め半年後副腎疲労と言われました。副腎疲労症候群と言う言葉に囚われ、高額な検査や診察を続けましたが、全く改善しませんでした。何年も糖質制限を続けましたが、疲労感は増すばかりで先生の御著書に出会いプーファーフリーと果物、砂糖を身体が欲するだけ摂り、2年半経った現在、漸く自身の体を取り戻しました。低血糖もおきません。

 

10代頃からの不調はプーファーと今は確信しています。こんなにシンプルな事なのに、未だに多くの人が副腎疲労と名づけられ、しばられているのは本当に悲惨です

是非副腎疲労など存在しないことを広く開示して頂きたいと願っています

 

(転載終了)

 

ポップカルチャーではよく「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)」という用語が飛び交っています。

 

 

 

 

私も10年以上も前に、この種本の洋書を購入して読破しました。今思い返してもひどい内容でした(全く基礎的なエビデンスに基づいた理論展開がなく、誤認に誤認を重ねています)。

 

 

 

 

ここ数年、基礎医学講座でこの「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)」の誤認について、詳しくお伝えしてきました。まだ一般にこの様な誤認がある様ですので、ここでもリアルサイエンスに基づいて解説していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

現代医学では、「副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)」なる病態を認めていませんが、「副腎不全(adrenal insufficiency)」あるいは「アジゾン病(Addioson’s disease)」という病名であれば存在しています。

 

 

 

 

 

 

「副腎不全(adrenal insufficiency)」あるいは「アジゾン病(Addioson’s disease)」は、副腎という組織が外傷や慢性炎症などで破壊されていることが原因とされていますが、本当でしょうか?

 

 

 

 

 

そもそも副腎という組織は、肝臓と同じく非常に再生の速い組織です。

 

 

 

 

副腎を破壊しても、すぐにステロイドを産生する副腎皮質の細胞が再生することが知られています(Endocrinology. 1990 Jun;126(6):3251-62)(Gegenbaurs Morphol Jahrb. 1976;122(5):731-60.)。

 

 

 

 

 

ここが再生能力の低いとされる脳や心臓の組織との大きな違いです(それなのに脳疲労や心臓疲労という言葉がない・・・・)。

 

 

 

コルチゾールなどのステロイドの産生低下を短絡的に「副腎疲労」としていますが、これは“幻想”にすぎません。

 

 

 

(肝機能低下を肝臓疲労、心機能低下を心臓疲労と呼ばないのと同じ😃)

 

 

 

 

現代人において、副腎でのステロイドの産生低下(副腎不全、アジソン病)の本当の原因は、慢性的に

 

 

ステロイドの原材料がなくなったとき

ステロイド合成を促すホルモンやビタミンの不足

 

 

によります。

 

 

 

 

まず、ステロイドの材料であるLDLコレステロールの合成をブロックして原材料不足にする張本人はオメガ3などのプーファ(多価不飽和脂肪酸)です(J. Nutr. March 1, 1961 vol. 73 no. 3 299-307)(Progress in the Chemistry of Fats and other Lipids Volume 9, 1971, Pages 607-682)。

 

 

 

 

 

プーファは副腎でのステロイド合成の要である甲状腺ホルモンやビタミンAの作用も強力にブロックします。特にオメガ3は、植物油脂より甲状腺ホルモンのブロック作用が強い(Metabolism. 1988 Oct;37(10):996-1002 )ので、強い副腎不全を引き起こします。

 

 

 

 

 

さらにプーファは、脳からの副腎でのステロイド合成の指令(ACTH)をブロックします(Endocrinology. 1990 Jun;126(6):3251-62.)。

 

 

 

 

これらの副腎でのステロイド合成をブロックする最大の原因は、オメガ3などのプーファ(多価不飽和脂肪酸)なのです。

 

 

 

 

ご紹介した症例も、糖質制限によるリポリシス(脂肪分解)によって、プーファ過剰から甲状腺機能低下になったものです。

 

 

 

 

現代医学では、副腎不全に甲状腺機能低下が合併することがよく知られています(Lancet. 1972 Oct 7;2(7780):734-6)(Arch Surg. 2004;139(11):1199-1203.)(Endocrine Abstracts (2013) 32 P263)(BMJ Case Rep. 2015; 2015: bcr2015210506)。

 

 

 

 

 

これも当然の話で、甲状腺機能が低下する(=糖のエネルギー代謝が低下する)と副腎でステロイド合成が不可能になるからです。

 

 

 

 

 

甲状腺機能低下(=糖のエネルギー代謝の低下)と副腎不全の症状がぴったりと重なるのは、リアルサイエンスで見るとよく理解できるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

もうこれ以上、「副腎疲労」という様なフェイクサイエンスに振り回さずに、リアルサイエンスに基づいて自分の健康管理ができる様になって頂きたいと思います(^_−)−☆。

 

 

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『カフェイン悪玉説の正体』

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 

 

「カフェインは危険だ!」

「子供にカフェインは飲ませてはいけない」

「カフェインは麻薬と同じく依存性がある」

エナジードリンクはメタボになる」・・・・・・

 

 

 

 

 

 

この様なカフェインについての現代医学やポップカルチャー(他人やネットの記事のつぎはぎ)の誤解はどこから来ているのでしょうか?

 

 

 

カフェインは慢性病の特効薬として昔から知られています。

 

 

 

 

特にがんには有効であることが近年でも報告されています(Mol Med Rep. 2017 Sep; 16(3): 2445–2454)(Eur Rev Med Pharmacol Sci. 2015 Aug;19(16):3080-8)(J Biol Chem. 2001 Oct 19; 276(42):38980-7)。

 

 

 

 

 

カフェインには様々な複合的な作用が報告されていますが、メインの作用を以下に説明します。

 

 

 

 

カフェインは細胞内で「cAMP」という物質の産生を誘導します(Neuroscience. 281:208–215. 2014)。

 

 

 

 

このcAMPは、グリコーゲンの分解(低血糖を予防)、細胞の糖の取り込み、解糖系の酵素、及びミトコンドリアに入る関門である酵素(フルクトースもこの酵素を活性化する)などを活性化し、糖のエネルギー代謝を高めます(J. Clin. Invest. 1998. 101:390–397)。

 

 

 

 

つまり、カフェインは甲状腺ホルモンと同じく、糖のエネルギー代謝を加速させるのです。

 

 

 

 

ここで現代人がカフェインを摂取したときに、問題が起こります。

 

 

 

 

それは、現代人の糖摂取不足と肝臓の機能低下です。

 

 

 

 

 

 

現代医学でさえ明確に否定している「砂糖悪玉説」に洗脳されて、糖質制限やケトン食を行っていると、慢性的な低血糖状態になっています。

 

 

 

 

さらには、エネルギー源の糖がないため、体の脂肪やタンパク質を分解(リポリシス、プロテオリシス)して、肝臓で糖に変換しないといけません(脳細胞が死滅する)。

 

 

 

 

この過程で放出される遊離脂肪酸(プーファが主体)と遊離アミノ酸は、甲状腺を破壊します。そして、余ったプーファは肝臓や筋肉に蓄積していく様になります(これからメタ炎症になる。『慢性病は現代食から』参照)。

 

 

 

 

 

肝臓にプーファが蓄積すると肝硬変、肝癌の前病変である「非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)」となります。肝機能が著しく低下して、肝臓のグリコーゲン(糖のストック)の貯蔵が低下します。

 

 

 

 

つまり、現代人は低血糖及び肝臓の糖のストック不足状態になっているということです。

 

 

 

 

この状態で、糖のエネルギー代謝を回すカフェインを摂取するとどうなるでしょうか?

 

 

 

 

ガソリンがないところに、エンジンをバンバンかけても、空回りして車が壊れます。

 

 

 

 

これと同じ様に、糖がないところにカフェインを入れると、糖を作るためにさらに体の脂肪やタンパク質が分解される過度のストレス反応を招く事態となります。

 

 

 

 

この低血糖という生命最大の危機状態では、アドレナリン、コルチゾールなどのストレスホルモンがマックスになります。これが頻脈や吐き気、目眩などを引き起こすのです。

 

 

 

 

私もカフェインを過剰摂取(カフェインの量が糖の量を上回るとき)すると、吐き気を催します。

 

 

 

 

プーファ過剰の現代人が留意すべきもう一つの点があります。

 

 

 

 

カフェインは非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)を根本的に解決します。カフェインは、肝臓に蓄積した脂肪(プーファ)を血液中に放出することがあります(Hepatology. 2014 Apr;59(4):1366-80)。

 

 

 

 

それによって肝機能は著しく改善しますが、プーファが遊離脂肪酸となって血液中に出るため、一時的に調子が悪くなる場合があります。しかし、これも時間経過で改善していきます。

 

 

 

 

 

もちろん、元々脂肪が肝臓に蓄積していない健康人では、一時的にでも調子が悪くなることはありません。

 

 

 

 

従って、カフェインを摂取するときは、糖分をしっかり摂取すること、及び肝機能を回復させておく(グリコーゲンのストックをしっかりキープする)ことが基本的な前提になります。

 

 

 

 

これは甲状腺ホルモンや保護ホルモンなど糖のエネルギー代謝を回す物質では、共通して同じことが言えます。

 

 

 

 

 

したがって、十分な糖を摂取しかつ糖のストックがあれば、カフェインは理想的な慢性病の根本治癒物質の最有力候補になるのです。

 

 

 

 

子供であっても、糖のストックと摂取がしっかりとしてれば、積極的に摂取することをお勧めしています。

 

 

 

 

ちなみに、昨日の記事以外にもカフェインは、白血球のお掃除(phagocytosis)を促進し、その一方で一酸化窒素(NO)や炎症性サイトカインを抑えて、炎症を鎮めることで免疫抑制を解除する作用を持っています(ell J. 2017 Oct; 19(3):415-424)(Neuropharmacology. 2000 Aug 23; 39(11):2205-13)。

 

 

 

 

 

 

さらに脳への作用が抜群です。うつ病エニアグラムの不健全性にも、カフェインは脳内で保護ホルモンを増産することで抜群の効果を示します(Pharmacol Biochem Behav. 2000 May;66(1):39-4)。カフェインとたっぷりの糖質で勉強が捗るのは当然です(^_−)−☆。

 

 

 

 

 「エンジンをフル回転させるときには、燃料も一緒に(^_−)−☆」

 

 

カフェインの基本的な作用をリアルサイエンスで理解しておくと、なぜポップカルチャーや現代医学で逆のことが言われているのかを自分で考えることができる様になります。

 

 

 

 

 

 

今回は少し長文になりましたので、依存性や中毒性についてはまた別の記事で説明していきます。

 

 

 

 

 

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『コーヒー、お茶が感染症に効く本当の理由』

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 

 

現代医学でも喘息以外では、あまり注目されない「カフェイン」。

 

 

 

 

昔は強力な抗がん作用と感染症の治療薬として使用されていました。

 

 

 

 

最新の研究でも、パーキンソン病では、カフェインの摂取量(=尿酸の血中濃度)が低いことが報告されています(J Parkinsons Dis. 2020;10(2):505-510)。

 

 

 

 

 

これは相関関係を示しただけですが、これが因果関係に近い可能性があります。

 

 

 

カフェインは、「アデノシン」という物質の作用をブロックするのが主作用の一つです。

 

 

 

 

アデノシンは、糖のエネルギー代謝で生産されるATPの構成成分です。

 

 

 

 

一般に私たちにストレスがかかると、ATPが分解されて、アデノシンが放出されて、ストレス反応を引き起こします。

 

 

 

 

 

 

アデノシンのその作用の中でも問題になるのが、コルチゾールオメガ3と同じ“免疫抑制”作用です(Journal for ImmunoTherapy of Cancer volume 7, Article number: 257 (2019))(Curr Opin Pharmacol. 2016 Aug;29:7-16)。

 

 

 

 

アデノシンは、元々は、ストレス時にコルチゾールと同じく、一時的に産生されて過剰な炎症を抑える役割があるのですが、現代人ではこれが慢性的に産生されて“免疫抑制”状態となっているのです。

 

 

 

 

カフェインは、このアデノシンの作用をブロックすることで免疫抑制を解除します。

 

 

 

また過去記事でもお伝えした様に、カフェインは免疫抑制を引き起こすセロトニンの合成・作用をブロックしてくれます。

 

 

 

従って、カフェインを豊富に含むコーヒーやお茶が感染症に有効なのです。

 

 

 

 

 

ちなみに、カフェインは体内で代謝されて、非常に重要な尿酸という物質に変換されます。

 

 

 

 

 

この尿酸が私たちの血液内の実際の抗酸化物質として、プーファの脂質過酸化反応などを防いでいます。

 

 

 

 

 

抗酸化物質を外から摂取する必要がないのは、尿酸が実質的な唯一の血液内抗酸化物質として存在しているからです。

 

 

 

 

 

外部からの過剰の抗酸化物質は、逆に細胞内に入って慢性病の根本原因である還元ストレスを招くことは過去記事でもお伝えしました。

 

 

私たちの体は、外から余分な抗酸化物質を摂取しなくても、糖やカフェインから必要な抗酸化物質が作れるのです。

 

 

またフルクトース(果糖)も尿酸の産生を高めます(『ハチミツの真実〜続編』講座 参照)。

 

 

 

 

従って、感染症だけでなく、あらゆる慢性病を引き起こす“免疫抑制”を解除するには、カフェインの入ったコーヒーにたっぷりと糖やハチミツを入れるのが理想です(^_−)−☆。

 

 

 

 

 

もちろん、お茶に甘い和菓子(プーファフリー)もお勧めです。

 

 

 

 

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『新型コロナウイルス感染症の予後を占うビタミンとは?』

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 

 

今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では、血栓ができやすいことが報告されるようになっています(J Thromb Haemost. 2020;18(4):844-847)(J Thromb Haemost. 2020 Apr 9)。

 

 

 

 

 

血栓が出来やすくなるのには、様々な要因があります。

 

 

 

 

その複数の要因に共通しているのが、「炎症」という病的現象です。

 

 

 

 

炎症が起こると血液が固まりやすくなります(Respiration. 2017;93(3):212-225)。

 

(本当は、血栓が出来やすい複数の他の詳しいメカニズムがありますが、いずれご紹介していきます。)

 

 

 

 

 



血栓を完成させるには、凝固因子というタンパク質が活躍するのですが、この凝固因子の一部はあるビタミンがないと機能しません。

 

 

 

 

 

 

そのビタミンとは、脂溶性のビタミンK。

 




従って、ビタミンKが不足すると、出血することになります。

 

 

 

 

炎症が持続すると、血液が固まる反応が続くため、ビタミンKが消耗されていきます。

 

 

 

 

 

従って、炎症が長期化すると、今度は血栓から一転して出血傾向になります。

 

 

 

 

 

この出血傾向を起こすのが、エボラ、ハンタ、マーバーグ出血熱です。

 

 

 

 

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、その手前の病態と言えるでしょう。

 

 

 

 

実際に糖尿病、高血圧、心臓血管疾患を合併している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では、ビタミンKの血液濃度が低下していることが報告されています(Lancet. 2020;395(10229):1054-1062)(Lancet. 2020;395(10223):497-506)(Nutrients. 2017;9(12). pii: E1334)。

 

 

 

 

ビタミンKは血液凝固でも重要な作用をするのですが、その前に強力な抗炎症作用や動脈硬化・組織線維化を止める働きがあります(Curr Nutr Rep. 2016 Jun; 5(2): 90–98)(Am J Epidemiol. 2008 Feb 1; 167(3): 313–320)(J Nutr. 2017 May;147(5):888-895)(Maturitas. 2014 Feb;77(2):137-41)。

 

 

 

 

 

 

これはビタミンKが、感染症などの慢性病の特徴である「還元ストレス(細胞内抗酸化状態、アルカリ性)」から細胞を守る重要な酸化物質(電子受容体)だからです。


感染症には、ビタミンDこちらの記事も)、ビタミンAばかりがクローズアップされますが、ビタミンKも脂溶性ビタミンでは重要なビタミンになります。


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症例で起っているプーファの脂質過酸化反応を止めるビタミンEも含めて、脂溶性ビタミンはセットで摂取しないと意味がありません。)

 

 

 

 

ビタミンKの濃度が低下することも、感染症を重症化させる指標となります。

 

 

 

 

ビタミンKは、リアルサイエンス『エネルギー代謝とビタミン』で詳述した様に、もちろん乳製品、卵などの動物性食品が摂取源としては理想的です(^_−)−☆。

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『PCR,抗体検査は感染症の確定診断ではない!』

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 

 

医学界以外ではPCR検査の問題が指摘され始めていますが、医学界では血液の抗体検査で混乱が起きているようです。

 

 

 

これも過去記事でお伝えしたように、サイエンスの基礎(リアルサイエンス)ができていないから起こる混乱です。

 

 

今回は本邦初公開になりますが、抗体検査などの検査にまつわる本質的なことをお伝えしていきます。

 

 

 

さて、『サイエンス』誌で、その新型コロナ感染症(COVID-19)の抗体検査に関する記事が掲載されました(Science Apr. 21, 2020)

 

 

 

 

その内容は、抗体検査ではPCR検査の数十倍もの人が新型コロナウイルスSARS-COV-2)陽性と出るという結果です。

 




この記事の中で興味深かったのは、米国のマサチューセッツで街角を歩く人をランダムに抗体検査した結果です。

 

 

 

 

街角を歩いている人ということは、健康人を代表しているとは言えないまでも、一般の人口を反映していると考えて良いでしょう。少なくとも感染症で重症化している人ではありません。

 

 

 

 

この抜き打ち抗体検査のサンプル数は、200人と少なかったものの、そのうちの63人が新型コロナウイルスSARS-COV-2)抗体陽性だったのです。31.5%にものぼります。

 

 

 

 

この抗体検査で使用したキットの精度は、特異性(specificity)が90%とされています。特異性というのは、「その検査で陰性に出れば、陽性の確率が低い」という指標です。

 

 

 

 

つまり、「感染していない人に検査をして、正確に陰性という結果が出る割合」のことになります。

 

 

 

この割合が90%ということは、10%は感染をしていなくても陽性と出るということです。

 

 

 

それを差し引いたとしても、30%以上の一般の人口に抗体陽性と出たということは、何を意味しているのでしょうか?

 

 

 

「抗体検査はどのくらい正確なのか?」

 

 

「人口の多くが、武漢と関係がないのに、なぜすでに抗体があるのか?」・・・・・

 

 

 

 

医学界はこの結果に頭を抱え、沈黙しています。

 

 

 

 

 

ちなみに、一般人口に対しての同じ調査で、ドイツの抗体検査の結果では、14%, カルフォルニアの抗体検査では、2.49%-4.16%が抗体陽性でした。このカルフォルニアの陽性率が最も低かったのですが、それでもPCR検査の50倍の陽性率になっています。

 

 

 

 

抗体検査を行うと、感染者数がPCR検査よりも増えるため、新型コロナ感染症(COVID-19)の致死率は季節性インフルエンザウイルスよりもさらに低下します。

 

 

 

 

 

「新型コロナ感染症(COVID-19)は危険だ!危険だ!」というのは何だったのか・・・・・

 

 

 

 

 

 

医学界(感染症学会)は、ウイルスに対する抗体検査が、臨床の現場での感染の確定診断(gold standard)としてきました。

 

 

 

 

 

過去記事でもお伝えしてきたように、それは大きな間違いであることが今回の記事の混乱でも明らかになりました。

 

 

 

 

 

なぜこのような混乱が起こっているのでしょうか?

 

 

 

 

それは、ある微生物が感染症を引き起こすとい因果関係をPCR検査や抗体検査では証明できないことが、100年近く前から分かっているからです。

 

 

 

 

 

PCR検査や抗体検査というのは、「相関関係」しか証明できない検査なのです(これはまだ誰も言及していない重要な事実です(^_−)−☆)。

 

 

 

 

 

相関関係というのは、たまたまその病態の人に検出されたというだけで、それが原因ではないというものです。

 

 

 

 

 

拙著『ガンは安心させなさい』でも分かりやすい例えを用いて、この相関関係を説明しました。

 

 

例えば、「犯行現場にいつも警察官がいる(=相関関係)からと言って、警察官が犯人(=因果関係)ではない」ということです。

 

 

 

 

警察官は、犯行現場に駆けつているだけ(=結果)であって、犯人(=原因)ではありません。

 

 

 

 

 

コレステロール値が高いからと言って、動脈硬化の原因がコレステロールではないのと同じ。

 

 

血糖値が高いからと言って、糖尿病の原因が糖ではないのと同じ。

 

 

 

 

コレステロールや血糖が高いのは、動脈硬化や糖尿病の“結果”起こったことで、その原因ではありません(原因はもう皆さんお分かりですよね(^_−)−☆)。

 

 

 

 

現代医学はもちろんのこと、私たちは、このように多くの事象の“結果”を“原因”と間違えて認識しています。

 

 

 

 

これを「相関関係と因果関係を取り違える」と言います。

 

 

 

 

 

今回も新型コロナウイルスSARS-COV-2)が検体から検出されることがあるからと言って、それが新型コロナ感染症(COVID-19)の犯人と断定する証拠はいまだに何一つ提出されていないのです(今まで発表されている研究論文を渉猟しても証明がない)。

 

 

 

 

 

 

新型コロナ感染症(COVID-19)という結果、その病態の人に新型コロナウイルスSARS-COV-2)が検出されることがあるということしか分かっていません。

 

 

 

 

 

まだ誰も新型コロナ感染症(COVID-19)という病態を引き起こす原因が何かということを特定できていません(それもそのはず。新型コロナ感染症(COVID-19)は様々な病態を一括りにして病名をつけているから。コチラの記事も)。

 

 

 

 

「相関関係を因果関係と取り間違える」というのは、現代医学のゴールドスタンダートですが、今回のコロナ騒動でもこのスタンダードが遺憾なく発揮されていることに気づいていません。

 

 

 

 

 

PCR検査も抗体検査も、「ウイルスが感染症を引き起こす(因果関係)」という証拠にはならないのです。

 

 

 

 

 

 

リアルサイエンスで斬れば、検査と言われるものの本質も見抜くことができるのです (^_−)−☆。

 

 

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『大気汚染と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)』

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 

 

オンライン講義では、今回の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の病態と密接に関係している重要な因子として、大気汚染(air pollution)を挙げました。

 

 

 

 

 

大気汚染が私たちの心身の健康に及ぼす重大な影響はすでに過去記事大気汚染と糖尿病大気汚染と肺炎)でもご紹介しました。




最新の研究でも、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死亡率に大気汚染が重要な役割を果たしていることが報告されています(Sci Total Environ. 2020 Jul 15; 726: 138605)。

 

 

 

 

 

大気汚染の中でも、この研究では特に二酸化窒素(nitrogen dioxide(NO2))に注目しています。

 

 

 

 

 

 

ヨーロッパでも、この二酸化窒素 (NO2)による大気汚染が最も深刻だったのは、感染爆発(あくまでもバクテリア感染ですが・・・)を起こした北イタリアで周辺です。

 

 

 

 

 

二酸化窒素 (NO2)は、主に工場や車の排気ガスとして大気中に放出されます。

 

 

 

 

 

この二酸化窒素 (NO2)は、心臓血管疾患、肺障害、糖尿病、高血圧などの発症と関連していることは過去の研究論文で報告されていました(J. Am. Heart Assoc. 2020;9)(Environ. Health. 2013;12:43)(Eur. Respir. J. 2017;50)(Am. J. Epidemiol. 2012;175:898–906)(Mol. Cell. Biochem. 2002;234:71–80)。

 

 

 

 

 

これも、まさしく新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症例の特徴である合併慢性疾患と一致しています。

 

 

 

 

 

二酸化窒素 (NO2)は、さらに毒性のある硝酸(nitric acid (HNO3))やオゾン(ozone (O3))などの派生物(secondary pollutants)も作り出します。

 

 

 

 

 

さて、この様な窒素化合物は、特に私たちの糖のエネルギー代謝の息の根を根本的に止めてしまいます(基礎医学『エネルギー代謝と糖』参)。

 

 

 

 

 

その一つのメカニズムは、以前お伝えした水道水の窒素化合物汚染による健康被害に関係しています。

 

 

 

 

 

 

窒素化合物(特に亜硝酸、nitriteや硝酸塩、nitrate)は、赤血球の酸素結合をブロックするため、私たちの細胞に低酸素を引き起こすのです。

 

 

 

 

 

酸素を結合しているヘモグロビンを「オキシヘモグロビン(oxyhemoglobin)」と言います。

 

 




窒素化合物(nitrite、nitrate)は、このオキシヘモグロビンを酸素を運べないメトヘモグロビン(methemoglobin)に変えてしまうのです(DICP. 1989 Apr;23(4):283-8)。

 

 

 

 

 

あの赤ちゃんが低酸素で真っ青になってぐったりする「ブルーベイビー症候群(blue baby syndrome)」の原因です(Environ Health Perspect. 2000 Jul; 108(7): 675–678)。

 

 

 

 

 

これは窒素化合物で汚染された水道水を飲むことで起こります。

 

 

 

 

大気汚染が深刻な地域では、大気を吸った肺や腸から吸収した窒素化合物で、同じことが起こるのです。このことで強い“免疫抑制”がかかります。

 

 

 

 

 

つまり、オンライン講義でお伝えした様に、大気汚染はバクテリア感染の下地である“免疫抑制”を作ることで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と総称される病態を引き起こすのです。

 

 

 

 

その他、窒素化合物はダイレクトにミトコンドリア障害を引き起こすことも、基礎的なサイエンスとして知っておいて下さい。

 

 

 

 

 

もちろん、大気汚染は窒素化合物だけでなく、重金属や硫化物など他の微小粒子(microparticle,nanoparticle)の影響も関係しています。

 

 

 

 

 


この様に、病原体、病原体とパニックになる前に、もっとしっかりと認識しておかなければならない重要な点は、私たち現代人はすでに感染症という病態にかかりやすい下地ができているということです。

 

 

 

 

この下地(免疫抑制)を改善することが、感染症の根本的治療及び予防策なのです(^_−)−☆。

 

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『massage the COVID-19 death numbers !』

 

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 

 

今回は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の統計操作(過去記事コチラも)に関する現場の米国の医師の告発です。

 

 

 

これも削除される前にシェアいたします。

 

youtube動画

『陰謀論と事実:ある医師の衝撃的なお話』

 

 

これでもまだとても穏やかな発言です(social distance もフェイクサインエス!)。

 

 

これは今回の動画に限らず、すでに米国のSNSで拡散されている事実ですが、

 

米国の医療制度(medicare)では、

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の入院で一人当たり1.3万ドル(140万円)の報酬が病院側に入る。

人工呼吸器を使用すると、さらに3.9万ドル(420万円)の報酬が病院側に入る。

 

このように、病院側には、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と診断するインセンティヴ(ニンジン、飴)があるのです。

 

 

しかし、それだけだと感染者数しか膨らませないので、死亡診断書にまで死亡原因を「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」と書かせることで、死亡者数を増やす(massage the numbers)と言う幼稚なやり方を強制していると言うことなのです。

 

 

幽霊の正体は明らかですね(^_−)−☆。

 

 

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