パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『オミクロンBA.4 /5はどこから来たのか?〜リアルサイエンスシリーズ』

 

 

現在の日本の新型コロナ感染急増は、遺伝子ワクチン接種者を中心としたオミクロン変異株BA.4 /5によるものとされています。

 

 

 

 

オリジナルのオミクロンは、デルタ変異株などと比較して感染性および病原性が低いものでした。

 

 



 

これは、デルタに特徴的なスパイクタンパク質の変異(L452R mutation at RBD domain)がオミクロンにはなかったからです。

 

 

 

オミクロンのオリジナル株に、このデルタ株の変異を導入した実験結果が報告されています(SARS-CoV-2 spike L452R mutation increases Omicron variant fusogenicity and infectivity as well as host glycolysis. Signal Transduction and Targeted Therapy (2022) 7:76)。

 

 



 

その結果は、オミクロンの感染性および病原性がアップしたのです。

 

 



 

そして、現在流行しているオミクロン変異株BA.4 /5は、まさにオリジナルのオミクロンにデルタ株の変異を導入したものだったのです(『Epidemiological update: SARS-CoV-2 Omicron sub-lineages BA.4 and BA.5』European Centre for Disease Prevention and Control, 13 May 2022)。

 

 



 

OMG!

 

 

まさに実験室で操作された人工ウイルスがオミクロン変異株BA.4 /5だったのです。

 

 

 

オミクロン変異株BA.4 /5は、オミクロン変異というよりは、デルタベースのオミクロン株なのでデルタクロン(Deltacron)と呼ぶ方が正確です。

 

 



 

さらにこの人工ウイルスは、細胞に感染すると糖のエネルギー代謝をブロックすることが示されています。

 

 

 



その結果、乳酸が大量に細胞内に産生されるガン細胞と同じエネルギー代謝にスイッチしています。

 

 

この研究では調べられていませんが、糖から脂肪への「メタボリック・スイッチ」も同時に起こっているのは間違いありません。

 

 

 

これが、オミクロン変異株BA.4 /5感染が重症になる原因です。

 

 



 

私が経験したシェディング肺炎も、まさにこのオミクロン変異株BA.4 /5が持つスパイクタンパク質のエクソソームが原因だった可能性があると思います。

 

 



 

今や世界中どこのラボでも簡単にこのように病原性の高い人工ウイルスが作成できる事実を知っておいてください(^_−)−☆。

 

 

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あまり得意の分野ではないのですが、隔週で一般的に疑問に思われる様なトピックを中心に有馬陽子先生と雑談形式でお話しする予定です。

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