パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『ロックダウンしなかったスウェーデンの現状』

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 

 

日本も新型コロナのワクチンをビッグファーマのアストラゼネカから来年1〜3月に購入する契約に合意したことが報じられています(日本を支配しているのはどこかが良く分かります)。

 

 

 

 

まともな良識を持っている人なら、まだ臨床研究で安全性や効果の確かめられていないワクチンをなぜこの時期に購入の合意ができるのか不思議に思うはずです。

 

 

 

 

しかし、専門家や大衆は、恐怖(専門家は特に職を失うことを恐れている)で支配されているため、これがおかしい(腐敗以外の何ものでもない)ことと気づきもしないでしょう。

 

 

 

 

さて、ロックダウンをしなかったスウェーデンを感染者数が多いということで叩く記事が多いです。これも全世界的に競い合っているワクチン強制接種の言い訳(ワクチンとは関係ないはずですが・・・・)に使われています。

 

 

 

 

しかし、実際のスウェーデンの真相はどうなのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

メディカルトリビューン誌に寄稿されたスウェーデン在住の宮川絢子医師(スウェーデン・カロリンスカ大学病院泌尿器外科)の記事の本文(一部語尾の改変)の掲載および解説を加えてご紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

まず新型コロナウイルス感染症数が多いという事実について。

 




2020年7月21日時点でスウェーデン(人口約1,000万人)における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死亡者数は5,646人を超え、人口100万人当たりの死亡者数は約560人。この数字は日本の70倍以上に上り、世界でも5番目に高い。

 

 

 

 

しかし、人口当たりの死亡者数は、ロックダウンを行ったイギリスやスペイン、イタリアなどと比べると少ないことは報道されていません。

 

 

 

 

 

COVID-19に対する日本の政策と比較すると、スウェーデンは保育園や小中学校が平常通り開園・開校していること以外に大きな違いはなく実際は部分的ロックダウンでした。

 




スウェーデンのCOVID-19による人口当たりの死亡者率は、世界第5位でしたが、なぜ多くの犠牲者が出たのでしょうか?

 

 

 

 

死亡者に高齢者が占める割合は非常に高く、およそ90%が70歳以上でした。70歳以上の死亡者のうち、50%が介護施設に居住していました。

 

 

 



スウェーデン介護施設に入居する高齢者は、認知症などの他は、複数の疾患を抱えていて、生命予後は比較的短い。もともと重症の高齢者が多数住む介護施設クラスターが多発したことが、COVID-19の死亡者数を押し上げた原因(介護施設における感染者のうち約30%が死亡している)でした(これは過去記事でもお伝えしたように米国やイタリアでも同じ)。

 

 

 

 

 

また、介護施設以外で死亡した高齢者は、自宅で訪問介護士の助けを借りている、やはり基礎疾患がある高齢者でした。

 







それでは、なぜ介護施設クラスターが発生したのでしょうか?

 

 

 

 

1992年のエーデル改革によって、スウェーデンの介護部門は医療を統括する県から市町村へと移管されました。それに伴い、介護施設における医療が手薄となっていった。多数の重度要介護高齢者がいるにもかかわらず、常駐医師は不在のことが通常であり、入居者当たりの看護師数も不足していました。

 

 

 

 

また、民営化が進んだため、営利目的の介護施設が増え、設備投資や人的投資が減少しました。低賃金の労働力が多く取り入れられ、パートタイマーの雇用率は30%以上を占めました(これは、世界経済フォーラムの意向を受けた竹中平蔵改革と同じ)。

 

 

 

 

 

つまり、医療介護の民営化(私物化)が進んだことが、高齢者の死亡者数の増加の原因だったのです。

 

 

 

 

 

したがって、子供の学校閉鎖はまったく意味がありません(学校を閉鎖しなかったスウェーデンと閉鎖したフィンランドの共同調査により、学校閉鎖は子供のSARS-CoV-2感染率に影響せず、むしろ閉鎖による悪影響とのバランスを考慮すべきとの結果が明らかになった(Covid-19 in schoolchildren - A comparison between Finland and Sweden、The Public Health Agency of Sweden 2020)。)。

 

 

 

 

 

 

一方で、犠牲になった高齢者の多くの生命予後はもともと限られたものであり、パンデミックにより死亡が前倒しになったにすぎないとも考えられるといいます(長期的に見れば、超過死亡は低下し、相殺されて行くとの予測もある。現に、週当たりの死亡者数は、各国同様に例年以下に減少しつつある)。

 

 

 

スウェーデンにおけるSARS-CoV-2感染のピークは4月であり、この時期に最も重症者が多かった。6月中旬から、希望者すれば誰でもPCR検査が無償で受けられるようになったことで件数が激増し、それとともに一時は新規感染者数が増加しましたが、重症者や死亡者が増えることはありませんでした。現在では、新規感染者数も減少に転じています。

 

 

 

 

抗体ではなく、新型コロナに反応するTリンパ球が免疫獲得に寄与していることが最近の複数の研究で報告されるようになりました(8月22日の「ワクチンの真実講義」で詳述します)。

 

 

 

 

 

それによると、ストックホルム市での集団免疫が約40%に達し、集団免疫をほぼ獲得したと推測されることが、7月16日にスウェーデン公衆衛生庁の記者会見で発表されました。

 

 

 

現在、スウェーデンは夏季休暇期間に入り、国民は国内を自由に移動するようになったようです。渡航は控えるべきとした勧告も、一部の欧州連合EU)圏内の国に対しては解除された。以来、現在まで人の移動が増加してしばらく経っても、感染の再拡大は見られていません。

 

 

 




以上から、「ロックダウンや学校を閉鎖するメリットがあまりなく、ロックダウンを実施せずに感染を制御することが、経済問題により失われる命を救うためにも重要である」という考察を述べられています。

 

 

 

 

やはり、今回の新型コロナウイルス感染症は、スウェーデンの例でも高齢者とくに介護施設などの老人施設やロックダウン政策の副作用の死亡が大半であることが確認されました(^_−)−☆。

 

 

 

(PS)

『ワクチンの真実講義』 

スライドを用意して、ワクチンの歴史から新型コロナウイルスワクチンの正体まで、ここでしか聞けない最新の内容を凝縮して素人にも分かるように詳しくお伝えしていきます。

 

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