パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『 “腸”から始まる脳の病気』

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 



アルツハイマーパーキンソン病ハンチントン舞踏病などの神経難病と言われる疾患に特徴は何でしょうか?

 

 

 

 

 

それは、脳にある難分解性の異常タンパク質が蓄積することです。

 

 

 

 

実は、糖尿病も膵臓に同じような難分解性の異常タンパク質が蓄積します。

 

 

 

 

この異常タンパク質の処理がうまくいかずに、慢性炎症が引き起こされるのです。

 

 

 

 

この異常タンパク質は、プーファが原因で形成されるアミロイドタンパクと言います。

 

 

 

 

パーキンソン病の場合、「アルファ・シュヌークレイン(α-synuclein fibrils)」と呼ばれる異常タンパク質が脳に蓄積して炎症を引き起こします。

 

 

 

 

 

最新の研究で、腸内で発生したアルファ・シュヌークレイン(α-synuclein fibrils)が、リーキーガットを引き起こし、副交感神経(迷走神経)を経由して、脳内に流入することが明らかにされました(Nat Neurosci. 2020 Feb 17)(Neuron. 2019 Aug 21;103(4):627-641.e7)。

 

 

 

 

 

 

 

腸内ではアルファ・シュヌークレインのような異常タンパク質を分解する酵素が存在しているのですが、この酵素がうまく働かない場合(糖のエネルギー代謝が低下している場合)、脳に異常タンパク質が蓄積します。

 

 

 

 

 

 

糖のエネルギー代謝が低いと、腸内で異常タンパク質を処理できずに、炎症を引き起こします。

 

 

 

 

この炎症によって、腸粘膜細胞がダメージを受けて、リーキーガットになるのです。

 

 

 

 

 

このように腸内の異常物質(ゴミ)が、神経経路を伝って脳内に入るというのは、驚きですね。

 

 

 

 

 

実は、これはワクチンが自閉症多発性硬化症などの脳炎を引き起こす仕組みと同じです(8月22日のワクチン講義でそのエビデンスをお伝えいたします(^_−)−☆)。

 

 

 

 

 

脳神経系の病気と言われる難病も、腸内に炎症を引き起こすコロナウイルスやインフルエンザウイルス感染症と同じく、腸内環境が鍵になっているというのは驚きですね(^_−)−☆。

 

 

 

 

 

 

(PS)

『ワクチンの真実講義』 2020年8月22日(土)

スライドを用意して、ワクチンの歴史から新型コロナウイルスワクチンの正体まで、ここでしか聞けない最新の’内容を凝縮して素人にも分かるように詳しくお伝えしていきます。

 

 

またウエルネス・ラジオの次回のテーマは「ワクチン」です。

 

ワクチンに関する疑問について、リアルサイエンスで回答していきますので、たくさんの方のご参加お待ちしております。

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