パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『果糖(フルクトース)悪玉説について』

心身の健康ヘルスケア・パーソナルコーチのリアル・サイエンスドクタ—崎谷です。

 

 

 

本日も糖質制限で心身の不調を来した方達から、プーファをフリーにして、ショ糖を摂取し始めたら、体調が戻った、

糖尿病が改善したというメッセージを頂いています。

 

 

 

 

さて、まだフェイクニュースに揺さぶられている方たちに、先日パレオ協会のQ&Aで回答させて頂いた内容を掲載いたします。

 

 

 

新型コロナウイルス感染症の研究論文も同じですが、研究のデザインや統計などのいくつもの罠がしかけられているため、専門家でさえもフェイクを見抜けないことが多いのが実情です。

 

 

 

なるべく、私も時間の許す限りその罠を解説していきますので、ご心配なくリアルサイエンスに基づいて日々の生活を充実させていってください(^_−)−☆。

 

 

 

(ご質問内容)

 

お世話になっております。

 

 

崎谷先生に学んで体調が回復中、という方の記事をインターネットで読んでおりましたら、たまたま別の方が、過去にマウスの実験で、3ヶ月以上に渡る果糖の長期摂取は活性型ビタミンD 「1.25(OH)2D3」の血清レベルを優位に低下させるから危険!果糖が活性化ビタミンDを作る酵素(CYP27B1)を低下させ、一方で活性化ビタミンDを不活性化する酵素(CYP24A1)を多く発現させる!だからとにかく果糖は危険!!長期摂取などもってのほか!!だと反論しているのを目にしました。

 

先日、崎谷先生は日本の記事を信用しないと仰っており、私も先生に習ってそうしよう。

 

真実はリアルサイエンスにのみ存在するのだ!!と誓いました。そして5年以上かけて、しっかり果糖を摂取しながら体質改善していく所存なのですがやはり、今日目にした内容が気になりこころが揺れております。

 

体に良いはずの果糖を悪者にするような情報が沢山出回っているのは何か意図でもあるのでしょうか。崎谷先生の見解をお伺いできないでしょうか?

 

目に触れた論文に関するお問い合わせは、今日を限りとします。こうして一々、不安に駆られてしまうのも、まだまだリアルサイエンスの学びが足りていないからだと思います。

 

崎谷先生のお気を悪くされましたら、本当に、申し訳ございません。私が患った病気の根本原因を教えてくださった先生に、これからしっかり学びながら、取り組んでいく所存です。

 

(いかに他のお医者さん達が対症療法しかしてくれないのか、原因不明と見限って薬を増やそうとするのか。崎谷先生のことを知るまでの数ヶ月間で痛感しました)どうぞよろしくお願いいたします。

 

(回答)

 

 

まず、フルクトースの実験には、大きな問題があることを拙著『自然治癒はハチミツから』でお伝えしています。マウスやラットの実験では、日常ではあり得ない量のフルクトースを長期に渡って与えています。

 

 

この活性化ビタミンDの実験でも、日常の私たちのフルクトースの摂取量(10%/総カロリー)の4〜6倍の量になっています(Medscape J Med. 2008; 10(7): 160)(PLoS One. 2014; 9(4): e93611)。

 

 

 

ショ糖、ハチミツ、フルーツなど自然の糖質というのは、グルコース:フルクトース=1:1に近い割合です。

 

 

 

 

実験では、自然の糖質では悪い結果(自分たちに資金を出してくれた多国籍企業たちの求めている結果)が出ないために、純粋にフルクトースだけ、あるいはグルコースだけを過剰投与するといった非生理的な実験、つまり私たちの実生活の食事とは関係のない、意味のない実験を“意図的”に行なっているのです。

 

このビタミンDの実験でも、論文の文末に、正直にこの結果は人間には適応できないと書いています。

 

 

実際にヒトの臨床実験で食べられる限度の高フルクトース食では、副作用は全く認められません(Am J Clin Nutr. 2020 Feb 1;111(2):369-377)。

 

 

 

 

またマウスの実験でも、私たちの平均摂取量の2倍程度のフルクトース負荷では、全く問題が起こらない事が報告されています(Physiol Rep. 2020 Feb; 8(3): e14350)。

 

 

 

 

フルクトースを単独で過剰に与える非生理的な実験を行うと、処理できない一部のフルクトースが脂肪へ変換されます。しかし、これは飽和脂肪酸(パルミチン酸)なので、同じ脂肪肝でもプーファのように肝臓障害をもたらしません。

 

 

フルクトース単体を過剰摂取させる非生理的実験で組織障害を起こすのは、おそらく銅の低下によるものが関与していると考えています(J Hepatol. 2012 Feb; 56(2): 433–440)。銅が低下すると、フリーの鉄が増加するため、組織障害が起こります(プーファとの反応)。

 

 

 

 

あともう一つの可能性は、フルクトース単独を過剰投与することで尿酸の産生が促進されます。尿酸の産生時に、糖のエネルギー代謝(=甲状腺機能)が低下していると、過剰な活性酸素が発生します。これが鉄とプーファに反応して、病気の場(シックネス・フィールド)を作ります(健康な人では起こらない)。

 

 

 

 

砂糖悪玉説は流石に現代医学でも断念した経緯をお伝えしましたが、その代替となって出現したのがこのフルクトース悪玉説です(Eur J Clin Nutr. 2019 Feb 20)。

 

 

 

 

これは、権力者たちのプーファやエストロゲンなど本当の慢性病の原因からの目逸らしであり、戦争やフェイクパンデミックを計画・実行した同じグループの人口削減計画の一つであることを日本人はまだ理解できていません。

 

 

 

 

日本の糖質制限を唱えているものたちは、このようなビッグピクチャーがあることも知らずに、ましてやリアルサイエンスを学ぶ気もなければ、理解もできません(糖のエネルギー代謝が低下して、心身が不健全だから)。ただ、自分のためだけのポジショントークに明け暮れているだけのお瑣末さです。

 

 

 

 

 

糖のエネルギー代謝が回っている人間は、自分のポジションをキープするために他人を中傷したり、他人を洗脳・利用したりすることはありません。昨今、SNSを騒がせているこのような不健全な精神は、まさにそのものたちが唱えている糖質制限からくるのです(プーファ、セロトニンエストロゲンなどのストレス物質の上昇)。

 

 

 

 

糖質制限というフェイクを拡散し、中傷に明け暮れている人々は、“結果的”に「洗脳された大衆が真実を伝える人々の敵に回る(権力者の駒になる)」という良い例になっています。実際は、この劣悪な環境を強要してきた人類の権力者と同じ精神構造をしています。

 

 

 

 

 

糖質制限が生命のフローを流すのであれば、それを唱えているものが、まず自分で厳格に断糖を実行しなければなりません。それを厳格にやれば、必ず慢性病を発症するので、そのときに初めて私に相談に来られるのです。

 

 

 

 

 

心身の不調が出ない場合は、たいていは厳格に糖質制限していないか、あるいはもう不調も感じられないほど、手遅れの状態になっているかです。

 

 

 

 


フルクトース悪玉説はこのようにある意図があってなされています。拙著『自然治癒はハチミツから』あるいは「ハチミツの真実講義」にも詳述していますので、再度ご確認頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

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