パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『「精神病」は存在しない!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

みなさんは、うつ病統合失調症躁うつ病、不安神経症、外傷後ストレス症候群・・・などの個々の精神病といわれる病気が実際に存在すると思っていないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

お医者さんに診断されたから・・・・・・当然だと思うかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

米国精神医学会と製薬業界の合作である「精神疾患の分類と診断の手引(Diagnostic and Statistical Manual (DSM))」には、事細かく精神病や人格障害といった分類が行われています。

 

 

 

 

 

 

私も興味があって、隅々まで覚えるくらいまで読み込んだ時期がありましたが・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

私はこのような分類は、まったく病態生理学や基礎のサイエンスとは全く関係ない(サイエンスの根拠がない )ネーミングにすぎないことを拙著『医療ビジネスの闇』に詳述しました。

 

 

 

 

 

単なるマーケティング”のための命名と同じなのです(実際はイコールです(^_-)-)。

 

 

 

 

 

 

なんと、現代医学がそれを公に認める論文を発表しました!(^^)!

 

 




英国の論文ですが、その要旨を以下にまとめてみましょう(Psychiatry Research, 2019; 279: 15)。

 

 

 

 

精神疾患の診断には個々にまったく異なったルール(クライテリア)を用いている(一定の診断基準がない!医師の裁量が大きい(^_-)-☆)。

 

 

●個々の精神疾患の間には著しい症状の重なり(overlap)がある。

 

 

●すべての精神疾患には、同じ環境因子(ストレスなど)が背景に存在していることを明記していない(というか分かっていない(^_-)-☆)。

 

 

精神疾患の診断名によって、個人が受ける利益はほとんどなく、どのような治療法が必要かという情報も皆無である(治療法にあまり違いがない、診断と治療が結びつかない)

 

 

 

 

 

 

著者は、精神疾患のラベリング(diagnostic labelling)は、中身のない”張りぼて”(disingenuous categorical system)に過ぎないと断じています。

 

 

 

 

 

 

 

つまり、サイエンスの前ではまったく意味のない(scientifically meaningless)イルージョン(illusion)というだけでなく、精神病の命名は偏見を助長するだけと言っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

権力者たちの実験場であるお隣の中国では、なんと人間の”格付け(ラベリング)”システムが導入される予定だそうです。インドのカースト制度よりも醜いものになるでしょう・・・・・( ;∀;)

 

 

 

 

 

 

これらの差別を助長するシステムは、すべて権力者が大衆同志をいがみ合わせて分断する(そしてそれを上から統治する、divide & conquer)ための道具にしか過ぎません。

 

 

 

 

 

 

私も格付けされると、「ジャンク(junk)」と認定されるでしょう(^_-)-☆。いやそもそも評価外(アウターカースト)ですが・・・・

 

 

 

 

 

 

精神疾患の分類も、多くのみなさんの生活に深く侵入している現代社会システムと同じく、権力者が作り上げた「共同幻想」に過ぎないということです(^^♪。

 

 

 

 

 

 

国家や医師にラベリングされたからといって、それが”あなた”ではありません。資格や会社の肩書も”あなた”ではないのと同じように。

 

 

 

 

 

本当のサイエンスの前では、張りぼて”システムはすべて見抜かれます(^_-)-☆。