パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『ドラキュラで認知症は防げる?!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

昔から吸血鬼ドラキュラのように、生き血を吸うことで生きながらえているというホラー映画があります。

 

 

 

 

映画は、現実で起こっていることを暗示するものですが、吸血鬼に関しても例外ではありません。。。。。

 

 

 

 

 

 

権力者層は、十二分に何でも欲しいものを手に入れられるのですが、お金や権力で買えないものを希求するようになります。

 

 

 

 

 

そのお金で買えないものの一つが「若さ」です。

 

 

 

 

 

以前より若者の血液を定期的に輸血すると寿命が延びることが報告されていました。

 

 

 

 

 

 

今回はなんと若者の骨髄そのものを移植して、脳の”若返り”かが可能をマウスを使って調べた研究が報告されました(Communications Biology, 2019; 2 (1))。

 

 

 

 

 

骨髄を移植すれば、頻回の輸血の手間を省けます。

 

 

 

 

その結果は・・・・

 

 

 

 

骨髄移植によって血液を変えてしまうと、老齢マウスの脳が最低6か月間の観察期間では若返ったといいます。

 

 

 

 

その理由を探ると、脳のお掃除役であるマクロファージ(マイクログリア)の過剰な活性化が若者の血を入れることで低下したことが認知力の改善に寄与したようです。

 

 

 

 

 

 

マクロファージ(マイクログリア)の過剰な活性化は、炎症を引き起こすため、脳細胞や神経シナプスが死滅していきます。

 

 

 

 

 

若者の血液にはこの過剰な白血球の活性化を引き起こす因子(CCL11)をブロックする作用があるということです。

 

 

 

 

 

 

定期的に血液を若者の血に入れ替える方法は、高齢者の血液中に浮遊している様々な毒性物質(アルデヒドなど)も除去します。

 

 

 

 

 

 

おそらく、骨髄移植のような危険な手術を行うより、定期的に血液を入れ替える方が効果が高いでしょう。

 

 

 

 

 

 

これらの研究は、おそらく権力者層の肝入りだと思います(^_-)-☆。

 

 

 

 

その証拠に・・・・・・

 

 

 

 

 

なんとすでにアルルハイマー病の臨床実験で、若者の血を定期的に輸血する研究が進行中です( JAMA Neurol. 76, 35–40 (2019))。

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

 

このような短絡的な思考は、先日お伝えした典型的な二次元思考の賜物です。

 

 

 

 

 

●汚い血を綺麗な血に入れ替える。

●機能しなくなった臓器を新しい臓器に入れ替える。・・・・etc.

 

 

 

 

このような発想は、人間を車のような”モノ”化しないと出てこない発想です。

 

 

 

 

そもそも若い人の血は若い人のものです。

 

 

 

 

 

それを強引に奪う権利は、たとえ権力者であってもありません。

 

 

 

 

 

そして、血や臓器を入れ替えても、食習慣やライフスタイルが変わらなければ、早晩入れ替えた血液や臓器は悪化していきます。

 

 

 

 

生命のダイナミズムは決して二次元的思考ではとらえきれないのです(^_-)-☆。