パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『続・新免疫革命』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

『続・新免疫革命』

 

~メタ炎症の秘密:慢性病は現代食で作られる~

 

 

 

 

 

本日、ようやくアマゾンで新著の確認ができました(^○^)。

 

 

 

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今回は、大幅に内容を書き換えたこともあり出版までかなりの時間を費やしました。

 

 

 

 

 

最近の研究では現代食を高脂肪食としている点では正確です。

 

 

 

 

 

しかし、この高脂肪食を「飽和脂肪酸悪玉説」にすり替えて、盛んに飽和脂肪酸がエンドトキシン(内毒素)などと同じメカニズムで免疫系を刺激して炎症を引き起こすという内容ばかりが公表されていました。

 



これが恥ずべき大ウソであったことも本著で詳述しています。

 

 




本当は現代食=高プーファ食(多価不飽和脂肪酸食)です。

 

 

 

 

 

プーファを過剰摂取すると、全身に炎症が起こり、メタボリック・シンドロームを代表とする慢性病になります。

 

 

 

 

 

これを「メタボリック・シンドローム+炎症」=メタ炎症

と現代医学でも名付けられています。

 

 

 

今回は、最近の腸内細菌研究に警鐘を鳴らし、『新・免疫革命』の続編にもなっています。

 




さらに健康常識パラダイムシフトシリーズ2『病はリポリシスから』の詳しいメカニズムも本著で説明いたしました。

 

 

 

 

現代食やリポリシス(糖質制限で起こるストレス反応)がすべての慢性病を関与していることを本著で学んでいただければ幸いです。

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目次

第1章 微生物と免疫

 

・最高のプロバイオは赤ちゃんの便!?

・なぜ腸内微生物が短鎖脂肪酸を合成しているのか?

・リーキーガット(腸管漏出症候群)と自己免疫疾患

抗生物質、胃薬とアレルギー

・腸内細菌がなくなると健康体になる!

緑内障も無菌状態では起こらない!

・プロバイオ(プレバイオ)が危険な理由

バクテリアもコンテキスト依存

バクテリアの移植で炎症が治まる?

・腸内細菌が健康に影響を与えているのではない!

結核・梅毒感染症は自己免疫疾患!?

感染症の新しい捉え方―免疫寛容(めんえきかんよう)

寄生虫療法は効果があるのか?

 

第2章 メタ炎症

 

・メタ炎症(metaflammation)とは何か?

・脂肪細胞と免疫細胞の由来は同じ!-代謝と免疫の共進化

・なぜ肥満の人は自己免疫疾患になりやすいのか?

・メタ炎症の理解―インシュリンを理解することから

インシュリン・シグナル

・糖運搬体(GLUT4)とインシュリン受容体基質(IRS)のブロック

・メタ炎症で重要な脂肪―病はリポリシスから

・メタ炎症で重要な組織―筋肉

・メタ炎症で重要な組織―肝臓

・メタ炎症研究の歴史

・高脂肪食と同じ効果をもつ物質と反対の効果をもつ物質

・プーファは本当にインシュリン感受性を高めるか?

・メタ炎症の従来のメカニズム(分子機構)

・糖の運搬体(GLUT4)のブロックがメタ炎症の最大のメカニズム

飽和脂肪酸はゴミとして認識されない!

・活性窒素種(RNS)によるメタ炎症

・なぜ脂肪(プーファ)を燃料とするとメタ炎症が起こるのか?

・メタ炎症の加速―高脂肪食で起こる脂肪の肥大

・リポリシスはエンドトキシンやバクテリアの他の成分でも起こる

ファスティング(断食)とメタ炎症

・プーファとメタ炎症

・遊離脂肪酸(FFA)のまとめ

脂肪酸結合タンパク(FABPs: fatty acid-binding proteins)

 

 

 

第3章 結果には必ず原因があるー微生物とメタ炎症

 

・腸内細菌フリーは高脂肪食でもメタボにならない!

・脂肪が体にまとわりつくと思考が鈍る?

・高脂肪食と微生物感染は同じ!

・高脂肪食とバクテリア

・メタ炎症も感染症も同じストレス反応

・血液内微小生命体ーソマチッドの正体

・鉄の過剰がメタ炎症では致命的になる!~輸血が危険な理由

抗生物質を中止すると感染が再発する理由

・私たちの遺伝子内で休眠するウイルスーヒト内因性レトロウイルス

脳卒中(脳塞栓)、心筋梗塞の真の原因

・エンドトキシンは感染する?

 

 

第4章 メタ炎症による慢性病に対する根治療法

 

・原始人食にスイッチすると腸内バランスが変わる!

・リーキーガットをとめろーアルコール、加工食品、医薬品に留意!

・乳化剤の恐ろしさを自覚する

・慢性炎症を引き起こす食品添加物・日常品に留意!

・腸内バランスを崩すライフスタイルに留意する

バクテリアが血液に侵入するルートに留意する―歯磨きや脱水に留意

・炎症の場では”ファットフリー”で

・腸内のバクテリアの増殖を抑える

・抗エンドトキシン物質を使う

・鉄の過剰摂取を防ぐ方法