パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『口内炎とアルツハイマー型認知症の原因??』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

みなさんも疲労が蓄積すると口内炎になりますよね。

 

 

私も以前はよく口内炎になっていました。

 

 

とくに歯にあたる部分にできて痛みが強い。

 

 

この原因は、ヘルペスウイルスといわれています。

 

 

 

もっと正確に言うと、・・・・・・・

 

 

 

 

以前感染したヘルペスウイルスは休眠状態にあります。

 

 

 

 

ストレスが蓄積すると、このヘルペスが休眠から目覚めて、活性化し、炎症を引き起こします。

 

 

 

このヘルペスウイルス感染がアルツハイマー認知症の原因になっている可能性があるという研究論文が発表されています(Frontiers in Aging Neuroscience, 2018; 10)。

 

 

 

え???

 

 

 

認知症の原因はウイルス感染???

 

 

その根拠として、

 

 

ヘルペスウイルス感染がアルツハイマー認知症で50%以上認められること。

 

アルツハイマー認知症になりやすい体質の人は、口内炎になりやすい(ウイルスの再活性化)。

 

アルツハイマー認知症の特徴である異常タンパク質の脳内蓄積の部位にウイルスの遺伝子が認められる。

 

ということだそうです。

 

 

 

いや~

 

 

これはちょっと飛躍しすぎですね(^_-)-☆。

 

 

 

アルツハイマー認知症III型糖尿病とよばれています。

 

 

つまり脳での糖のエネルギー代謝が低下していることが直接の原因です。

 

 

 

この状態では、ウイルスに限らず、さまざまなゴミを掃除するときに、炎症を抑えることができません(『基礎医学シリーズの免疫学・病理学』DVDにも詳述しています)。

 

 

 

もっと簡単に言うと、脳の糖のエネルギー代謝が回らなくなったから、ウイルスなどを処理するのがうまくいかなくなる(炎症が起こる)ため、脳にウイルスゴミが沈着しているのです。

 

 

 

●脳の糖のエネルギー代謝の低下(アルツハイマー認知症

ウイルスゴミの沈着

であって、

 

●ウイルスの感染→アルツハイマー認知症

ではないのです。

 



原因と結果を履き違えるという典型的なパターンでした(^_-)-☆。