パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『病院は感染症の巣』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

みなさん、病院は感染症の治療のために存在していると思っておられませんか?

 

 

 

これは私が研修医時代からいつも感じていたことですが、病院などに長く滞在していると感染症になるのではないかということです。

 

 

聴診器をドクターはいつも首にぶら下げていますよね。

 

 

 

あの聴診器は多数の人に使用しています。それも消毒などは行いません。

 

 

 

つまり、聴診器が感染症を拡大させている可能性があると私は思っています(私は少なくとも11回は聴診器をアルコール消毒していました(^^))。

 

 

やはり、私が危惧していたこが最新の研究で報告されています。

 

 

 

その一つは新種のカンジダが病院内感染しているということ。

 

 

 

その経路はなんと体温計だったといいます(N Engl J Med. 2018;379:1322-1331)。

 

 

たしかに体温計も毎日頻繁に多数の人に使用しますが、消毒しているところを見たことがありません。

 

 

 

さらに・・・・

 

 

 

病室の仕切りに使用されているカーテンも汚染源(MRSA)になっていることが報告されています(Am J Infect Control. 2018 Sep;46(9):1019-1021)。

 

 

 

(意外な感染経路への留意を『続・免疫革命』でも書いています)

 

 

病院や介護施設の不自然さ・・・・

 

 

多数の人間を狭い空間に閉じ込めているという不自然さは私がいつも感じていたことです。

 

 

感染が拡大するのはシステムエラー(多数の人間を狭い空間で管理する)ということですね。

 

 

 

狭い空間にいると気が滅入るのは私だけでしょうか?

 

 

 

人間の体の回復は、栄養や睡眠はもちろんのこと、広いスペースが必要だと私は実感しています(^^)