心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。
「絶対にあきらめるな!」
というフレーズを「ネバー・ギブアップ!」と日本語で表現しますが、これは和製英語ですね(^○^)。
正確には Don’t give up.
肉体的な死とは別に心が死に至る状態を「give-up-itis」とよばれています。
心の死とは、希望がなくなる絶望の状況において生きる意志をなくす状態です。
闘う意志だけでなく、生きることまであきらめるという意味で「give-up-itis」とよばれているのです。
この「ギブアップ」が死に直結するという研究で、ビクター・フランクルさんの『夜と霧』を思い出しました。
ナチスの収容所で生き延びたフランクルさんは最後まで望みを捨てませんでした。
その一方で状況をあきらめた、つまりギブアップした人たちは、バタバタと倒れていきました。
いかなる状況でも希望を持てる人と持てない人。
その違いはどこにあるのでしょうか?
最新の研究で、このような絶望で心の死を迎えている人は、パーキンソン病と同じ歩容や動きを見せることから、脳内ドーパミンの減少がこころの死の原因になっていることが突き止められました(Med Hypotheses. 2018 Nov;120:14-21)(ホルモンの真実3の講義でお伝えしている内容です!(^^)!)。
ドーパミンの減少の原因はやはりプーファなどのシックネス・サブスタンス(病気の場を作る物質)です。
慢性的なストレスや慢性的な社会的敗北感が心の死の引き金となっていますが、このストレスがセロトニンなどのシックネス・サブスタンス(病気の場を作る物質)を活性化させて、ドーパミンを減少させます。
プーファ・フリーくらいでこの世は変わらないと揶揄(やゆ)されることがありますが、そんなことはありません。
心の死でさえ、こういったシックネス・サブスタンス(病気の場を作る物質)が直接の原因となっているのですから、糖のエネルギ―代謝を回すことで人間は変わることができるのです!(^^)!。
プーファ・フリーを甘く見ている(というか理解していないと言った方が適切かも知れません(*^。^*))のでしょうね(^○^)。
もちろん、人間一人一人が変化すると、社会構造も変わる訳ですから、社会システムによる慢性ストレスや慢性の社会敗北感もなくなっていくのです(^○^)。