世界では100人いると100人の考え方があります。日本はこれを真逆でしたが、今はそうでもないかも知れません(#^.^#)。
さて、ヒトは一度信じた先入観をなかなか手放せません。
私も高校時代に気づいた世界の仕組みをその後30年間も信じてきました。しかし、これが大きなワナ(decoy, おとり)であったことが最近になってようやく見えてきました。
ワナは非常に巧妙です。仲間内で批判しあったり、内部情報の一部をわざと漏えいしたり、嘘の中に真実を少し混ぜたりとありとあらゆる手法を用いて真実を覆い隠します。
日本ではこのことに気づいている人は、私がつぶさにリサーチした中ではほんの少数です(英語圏でないと手に入らないものがあるから当然なのですが、それでも努力すれば入手できます。私でもできたのですから)。
なぜそれに気づいたかといえば、それはサイエンスに対する自分の手法を他の分野にも適応したからです!(^^)!。
最新の心理学の研究で、ヒトがなぜ誤った信念を持ち続けるのか、あるいは容易に騙されるのかを明らかにした論文が発表されました(Open Mind, 2018; 1)。
詳しい実験内容は難しいので省略しますが、この研究の要旨は、
人は、ハード・エビデンスの積み重ねよりも、自分の意見に対する最近の他者の評価や賛否によって強く影響を受けるということ。
つまり、人の信念は、その時の大多数の人の意見に左右されるということです。
・・・・・・・OMG!
これは、大衆操作をもてあそぶ人たちがよーく知っていることです。
そうですよ。
だから軍事機密であったインターネットを大衆に解放したのです(^○^)。
テレビ、新聞では洗脳に気づく人が増えてきたからです。またテレビや新聞は自分の意見に対するフィードバック(評価)がありません。
インターネット、とくに動画、SNSほど大衆の信念を上手に誘導する武器はありません。
私がサイエンスに用いている手法は、地道にハード・エビデンス(これを見抜くのも経験が必要です)を積み重ねて、新しい知見が出たときにそれに齟齬がないかをその都度確認していく作業です。
これには膨大な時間と知力がかかります。しかし、地道な積み重ねという土台がありますから、ネット情報などにフラフラ揺らぐことはありません(^○^)。
しかし、この研究を読んで、なぜ私の主張がまったく世間で無視されたままなのか(当初はかなりの反発がありましたが・・・)がよく分かりました。
それは私が発見したエビデンスは、大衆に“信じて欲しい”という情報ではないからです。
ビジネスで自力でお金儲けをしっかりしている人も、人には言えないような地道な積み重ねがあるからでしょう。
有名なスポーツ選手だって血のにじむような地道な努力をしています。
基礎的なサイエンスの地道な積み重ねの上にしか真実はありません!(^^)!。
改めて自分の進んでいる道が迷路ではないことが確認できて安心しました(^○^)。