パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『虫歯の治療は何がベストか?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ—崎谷です。

 

 

 

 

現代社会で急増している慢性病の一つに“虫歯”があります。

 

 

 

 

虫歯の原因は、『糖の真実シリーズ』講義などでお伝えしましたが、最終的にはバクテリアの産生する乳酸がエナメル質を溶かすことで起こります。

 

 

 

 

現在の虫歯の治療は、ここ半世紀も旧態依然です。

 

 

 

 

それは、虫歯を削って、削ったところに詰め物をする方法(drill and fill)。

 

 



 

 

私もずっとこの治療にお世話になってきましたが、再発は免れません。

 

 

 

 

 

 

歯医者さんの中でも、この従来の治療をやめて、他の方法をトライする人が増えています。

 

 

 

 

 

さて、虫歯の治療法を比較検討した最新の研究が報告されていました(Journal of Dental Research, 2019; 002203451988888)。

 

 

 

 

 

 

虫歯の治療法は3つ。

 

 

まず一つ目は従来の削って詰め物をする方法(drill and fill)。

 

 

 

 

二つ目は、虫歯を削らずに被せ物だけをして、虫歯の進展を防ぐ方法。

 

 

 

 

三つ目は、定期的な歯磨き(ただしフッ素入りの歯磨き粉)と食習慣の改善。

 

 

 

 

 

この3つの虫歯治療で、どの方法が最も効果があったのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

結果は、イーブン。

 

 





どの治療法も結果に大差はありませんでした。

 

 

 

 

 

 

そうすると、わざわざ痛い思いをして歯を削らなくても、あるいは危険な合金を使った詰め物をしなくても良いということになりますね。

 




実は、パレオ協会のニュースレターでも詳述しましたが、フッ素が虫歯を予防するという確たるエビデンスは存在しません。

 

 

 

 


歯を磨くのであれば、猛毒のフッ素がない歯磨き粉にしなければなりません。

 

 

 

 

 

歴史的には純正のハチミツを塗って虫歯の治療にしていました。

 

 

 

 

糖のエネルギー代謝が万全であれば、乳酸を産生するバクテリアの増殖を防ぎ、乳酸を中和することもできるので、歯を磨く必要さえないのです。

 

 

『自殺の原因はあの物質にある!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ—崎谷です。

 

 

 

みなさんは、日本では自殺率が低下していることをご存知でしょうか?

 

 

 

 

私も当初は、自殺率は日本を含めて高くなっていると思っていました。しかし、最新の1979 から2016までの統計分析では、バブル期に少し自殺率が高くなっただけで、全体として下降傾向にあるようです(Int J Environ Res Public Health. 2019 May; 16(10): 1794)。

 

 

 

 

 

 

もちろん、数字として上がらない自殺はたくさんあります。

 

 





ちなみに、世界全体の平均で見ても、1990 〜 2016年までの統計分析では、自殺率が低下していることが報告されています(BMJ. 2019; 364: l94)。

 

 

 

 

これは、人口の多い中国やインドでの自殺率の低下が大きな要因とされていました。

 

 

 

 

 

以前は老化による自殺がほとんどでした。韓国はアジアでも最も自殺率が高い国ですが、老年期の介護システムが崩壊したことによるとされています。

 

 





私は、長生きする人口が減少していること、つまり自殺の前にガンなどの慢性病で亡くなることが全体の自殺率としての緩い減少傾向になっていると考えています。

 

 

 

先進国では若年者の自殺率が増加しているからです。

 

 

 

 

 

さて、自他殺の原因は同じで、そのベクトルが内側(自分への攻撃)か外側(他者への攻撃)の違いだけであることをホルモンの講義でお伝えしてきました。

 

 

 

 

その原因とは、セロトニンの脳内での上昇です。

 

 

 

 

自殺者の脳を調べた研究があります(Synapse. 2014 Mar; 68(3): 127–130)。

 

 

 

脳幹(生命中枢のある脳)で、セロトニンおよびその代謝産物の濃度が非自殺者の4倍も高い結果が出ています。

 

 

 

さらに情動や感情をコントロールする前頭前野(大脳皮質)では、セロトニン代謝が低下していることも判明しています。

 

 

 

自殺予防やうつ病の治療では、抗セロトニン作用を持つものが有効であることは製薬業界が最も理解しています。

 

 

 

 

セロトニンは糖のエネルギー代謝をシャットダウンするからです。

 

 

 

 

 

これが、将来への絶望だけでなく、日々の食事を含めた生活習慣こそが、自他殺の最大の原因であるとお伝えしてきた理由です(^_−)−☆。

 

 




『パレオ協会およびTUEET推薦のお店』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ—崎谷です。

 

 

 

私は時折、

 

 

 

 

「先生の言っておられることを聞いていると、日本では食べるものがない。考え過ぎてその方がストレスになるから、何でも食べるようにします・・・・・」

 

 

といった残念なメッセージを頂戴することがあります。

 

 

 

 

 

あまり私のお伝えしていることを深くご理解しておられない方々なのですが・・・・

 

 

 

 

 

確かに、ヨーロッパ、オーストラリアやシンガポールなどに在住している日本の方が、帰国すると食べるものがなくてストレスになるという本音をよく聞きます(ご本人たちは、放射能汚染のことがあまり言えないので、表面的には黙っているとのこと)。

 

 

 

しかし、食事情が極めて悪化した明治以降(太平洋戦争の後はさらに悪化した)の日本でも何とか「原始人食」に近い食事は可能です。

 

 

 

 

 

基本は加工食品をなるべく減らすことに加えて、調理油を使用しない。

 

 

 

 

これだけでも、相当心身のエネルギーが回復してきます。

 

 

 

 

 

後はこれに加えてどれだけ良質の乳製品を手に入れることができるかだけです。

 

 

 

 

 

さて、「日本では外食は危険」という認識は海外の知識層でも知っています。

 

 

 

 

 

私も日本で外食するときは、本当に選ぶ店がありません。

 

 

 

 

 

先日も食べるところがなく、仕方なく入ったホテルの中華料理で、料理長に掛け合って、バターで調理して頂きました(^_−)−☆。

 

 

 

 

 

現在、唯一外食で安心して食べられる、いやそれどころか自宅で作るよりも安全なお店が大阪梅田の「VENISON by terra/ベニソン バイ テッラ」(以前は東京に中野シェフのお店があったのですが・・・・。今は大阪のこのお店にしか行くところがありません)。

 

 

 

 

 

ご夫妻ともに私の講演(ハチミツの真実)にご参加いただき、糖のエネルギー代謝を回す食事内容を完全にご理解されています。

 

 





生産地にも足を運ばれて、実際の食材を吟味されています。

 

 

 





メニューを眺めるだけで幸せになる内容です(^_−)−☆。




お子様が好きな揚げ物も全てココナッツオイル。

 

 





チーズなどの乳製品はヨーロッパ仕込みの本物しかありません。

 

 

 

 




メイン料理だけでなく、デザートも絶品です(ハチミツアイスクリームはネットでも買えるようになったようです(^_−)−☆)。

 

 

 


マスターの腕もすごいですが、奥様のコーヒー(チカちゃんコーヒー)も絶品です。

 

 

 

コーヒー豆もウガンダ、コロンビアなどの野生のコーヒー豆を挽いてくれます。

 

 

とにかく一生に一度だけでも、ここで食事してみてください。

 

 

 

 

 

いかに私がいつもお伝えしている「原始人食(アップデート版)」が美味しくて元気が出るのかをご実感できます。

 

 

 

 

 

 

 

日本はこらからも厳しい状況が続きますが、何とか皆さんの“命をつなぐ食事”のヒントになればと思います。


 

 

 

 



『宇宙旅行でリーキーガットになる!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ—崎谷です。

 

 

 

 

 

最近、欧米ではNASAが発表する火星の写真がグリーンランドで撮影したものではないかということが話題になっていました。

 

 

 

 

 

人類の月面着陸はネバダ砂漠で撮影されていたことは広く知られています。

 

 

 

 

 

 

これらの真偽はともかく、私はそもそも人類を含めた生命体が、地上を離れて地球の磁気圏外に出る(simulated microgravity)とどうなるかをサイエンスで追っていました。

 

 

 

 

 

衛星基地に長時間いると筋肉が委縮するだけでなく、メタボや感染症に罹りやすくなるなど体内に多大なストレスがかかることをこれまで基礎医学等でお伝えしてきました。

 

 

 

地上を離れて地球の磁気圏外に出ることは、私たちにとって多大なストレスになるのです(その本当のメカニズムはTUEETでもお伝えしていきます)。

 

 

 

 

 

 

最新の研究で、地球の磁場圏外に出ると、リーキーガットを引き起こすことが再確認されました(Scientific Reports volume 9, Article number: 17531 (2019))(FASEB J. 2015 Aug;29(8):3263-73)。

 

 

 

 

 

アルコールの一次代謝産物であるアセトアルデヒドは、プーファから産生される各種のアルデヒドと同じく「リーキーガット」を引き起こす物質です。

 

 

 

 

 

今回の小腸細胞を使った実験でも、地球の磁場圏外に置くと、細胞同士を接続する接着構造(tight junction)が破壊されて、アセトアルデヒドのリーキーガットの効果を加速させました。

 

 

 

 

 

このことから、私たちが長期間、地球の磁場圏外にいると、感染症潰瘍性大腸炎クローン病などの炎症性腸疾患、糖尿病、脂肪肝などエンドトキシンが原因となる自己免疫疾患を引き起こす可能性があることを指摘しています。

 

 

 

 

 

 

 

サイエンスでは、人類が月面着陸したというのは、かなり無理があるという結論になりますね(^_−)−☆。

 

 



 

 

 

もちろん、宇宙人地球支配説や火星移住などの話題も本当のサイエンスから見るとファンタジーに過ぎないことが分かります。

 

 

 

 

 

「宇宙と繋がる」というのは、このようなお伽話とは違い、本当のサイエンスで証明できる段階まで来ています(^_−)−☆。

 

 

『子宮頸がんワクチンは必要か?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ—崎谷です。

 

 

 

医師だけでなく、国会議員も躍起になって推奨している子宮頸がんワクチン。

 

 

 

 

 

芸能人も動員(非国民総動員(^_−)−☆)してキャンペーンを張っていますが・・・・・

 

 

 

 

 

このワクチンは、「ヒトパピローマウイルス (HPV)が子宮頸がんを引き起こす」というお話を大前提にして大量産生され、世界中にばらまかれています。

 

 

 

 

 

 

そもそもこの前提は本当なのでしょうか?

 

 

 

 

性交渉を行なっている人(sexually active people)の80%は、ヒトパピローマウイルス(human papillomavirus (HPV))を持っています。

 

 

 

 

 

しかし、子宮頸がんになるのはそのほんの一部です。

 

 

 

 

ヒトパピローマウイルス (HPV)陽性の子宮頸がん(high-grade CIN3)と診断されている女性の70%は無治療で自然退縮していきます(Lancet Oncol. 2008 May;9(5):425-34)。

 

 

 

このことからも、子宮頸がん発生には、ヒトパピローマウイルス (HPV)感染だけでは成立しないことが明白ですね。

 

 

 

 

 

それでは何が子宮頸がん発症の原因になっているのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

その鍵を解くには、過去に大きな問題を引き起こした薬害事件が非常に参考になります。

 

 

 

 

 

「ホルモンの真実」講義でもお伝えしたエストロゲン製剤「ジエチルスチルベストロール(Diethylstilbestrol, DHS)」。

 

 

 

 

 

 

あの赤ワインのファイトケミカルである「レスベラトロール」と同じグループです。

 

 

 

 

 

 

1940年代以降、更年期障害・老人性膣炎・不妊症・切迫流産防止などの目的で広く使用されました。

 

 





あるいは家畜の飼料にも添加されました(肉を嵩増しするため)。

 

 

 

 

 

ジエチルスチルベストロール(DHS)の投与を受けた妊婦から生まれた女児やその孫に子宮頸がんの発生率が高くなったのです。(N Engl J Med. 2011 Oct 6;365(14):1304-14)。

 

 

 

 

 

 

 

その他、膣腺ガンや子宮形成不全などの女性器障害が発生しています。

 

 

 

 

 

 

母体そのものも乳がんの発生率が高まり、社会的大問題に発展したのです。

 

 

 

 

 

 

さて、子宮頸がんは、エストロゲンを産生する酵素をブロックすることでも予防できることが報告されています(Oncotarget. 2017 Apr 25;8(17):29361-29369)。

 

 

 

 

 

このことから、ウイルスではなく、エストロゲンが子宮頸がんの発生に深く関与していることが分かりますね。

 

 

 

 

 

そして最新の研究で、さらにこのことが証明されました(Am J Pathol. 2019 Nov 8. pii: S0002-9440(19)30717-5)。

 

 

 

 

 

 

マウスの子宮頸がんモデルの実験で、プロゲステロン投与によって、病変を縮退することが判明したのです。

 

 

 

 

 

 

プロゲステロンは最強の抗エストロゲン作用を持つホルモンです。

 

 

 

 

 

このようにホルモンのインバランス(imbalance)、つまりエストロゲンコルチゾールのような免疫抑制物質によって子宮頸がんが発生・増殖するのです。

 

 

 

 

 

もちろん、現代食のオメガ3、鉄、大豆摂取、農薬過剰や糖質制限食も免疫抑制に拍車をかけています。

 



 

 

 

子宮頸がんが、ウイルスではなく、私が継続的にお伝えしているシックネス・サブスタンス(病気の場を作る物質)によるシックネス・フィールド(病気の場)の形成によって引き起こされるのです。

 

 

 

 

 

さて、それでもみなさんは、子宮頸がんワクチンが必要とお考えになるでしょうか?

『ウイルスはガンを発生させるのか?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ—崎谷です。

 

 

 

 

みなさんは、ガンになる原因は何だと思われているでしょうか?

 

 

 

 

 

現代医学では、その最有力候補として必ず挙げられるのが、「ウイルス」感染です。

 

 

 

 

 

 

ウイルスとガン・・・・・・

 

 

 

 

 

ウイルスは風邪などの感染症というイメージが強いですよね。

 





しかし、ガンを予防すると喧伝されている「子宮頸がんワクチン」が先進国で流布しているように、ウイルスとガンの関係を主張する人たちがいます。

 

 

 

 

 

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(human papillomavirus (HPV))によって引き起こされると“強弁”しているからです。

 

 

 

 

 

 

さて、皮膚の扁平上皮がん(squamous cell carcinoma (SCC))も同じくヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされることも喧伝されるようになってきました。

 

 

 

 

 

本当にこれらのウイルスで発がんするのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

この現代医学の主張が覆される最新の研究が報告されています(Nature. 2019 Nov;575(7783):519-522)。

 

 

 

 

 

 

マウスに紫外線照射は化学物質を投与して、皮膚の扁平上皮がん(SCC)の前癌病変を作ります。

 

 

 

 

 

これらのマウスのうち、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染によっても炎症が起こらないマウスは、皮膚ガンに発展することはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

その一方で、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染によって炎症が起こるマウスでは、皮膚ガンまで発展したのです。

 

 





そして、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染によっても炎症が起こらないマウスのリンパ球(T細胞)を移植した炎症マウスでは、発がんが抑えられたのです。

 

 

 

 

 

 

このことから、ヒトパピローマウイルス(HPV)そのものが発がんを引き起こすのではなく、炎症を引き起こす体側の問題であることが明確になりました。

 

 

 

 

 

つまり、糖のエネルギー代謝が低下した状態(=炎症)では、免疫抑制がかかることでガンに発展していくということです。

 

 

 

 

ウイルス感染が原因と言われているものには、ガンの他にも多発性硬化症、SLE、糖尿病などの自己免疫疾患やアルツハイマー病などがあります。

 

 

 

 

 

これらも、糖のエネルギー代謝の低下がなせるワザであって、ウイルスそのものがガンを引き起こす「悪」ではないのです(^_−)−☆。

 

 

『現代食と早熟の関係』

 

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ—崎谷です。

 



 

現代社会では、早期月経を含めた早熟傾向にあることをご存知でしょうか?

 

 

 

 

 

早熟は必ずしも良いことではありません。

 

 

 

 

 

それは、ストレス状態にあるという結果を反映しているからです。

 

 

 

 

 

したがって、早熟傾向では寿命が短くなることが報告されています。

 

 

 

 

 

その主原因が、現代食にある・・・・・・・・

 

 

 

 

 

現代食の何が主原因となっているのでしょうか?

 

 

 

 

 

それはプーファです(^_−)−☆。

 

 

 

 

 

 

早熟をもたらす重要な因子は、エストロゲンです(Minerva Pediatr. 2006 Jun;58(3):247-54)(Endocr Relat Cancer. 1999 Jun;6(2):303-6)(Treat Endocrinol. 2004;3(3):141-51)。

 

 

 

 

プーファはエストロゲン作用をするので、現代食で早熟傾向になるのです。

 

 

 

 

 

 

それ以外でも、糖のエネルギー代謝の低下(=甲状腺機能低下)でも早熟傾向になります(Indian J Endocrinol Metab. 2012 Dec; 16(Suppl 2): S188–S191)。

 

 

 

 

 

糖のエネルギー代謝の低下(=甲状腺機能低下)の最大の原因もプーファでした(^_−)−☆。

 

 

 

 

 

プーファによってもたらされた甲状腺機能低下では、エストロゲンコルチゾールが上昇しています。

 

 

 

 

 

 

もちろん、大豆、農薬、重金属(タバコ)、放射線、カビ毒などはダイレクトにエストロゲン作用を持っていますから、現代食と相乗効果を持ちます。

 

 

 

 

 

そういえば、中学生時代の早熟ものは、タバコをよく吸っていましたね・・・・

 

 

 

 

 

以上のことは、拙著『プーファフリーでよみがえる』や『慢性病は現代食から』で述べましたので再度確認しておいて頂ければと思います(^_−)−☆。