パレオドクター・ヒロのブログ

ダイエット:引き締まった心身を創る

『羊水のある成分が自閉症の原因になる!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

自閉症の直接的な原因として、「セロトニン」が関与していることをお伝えしてきました。

 

 

 

 

 

 

以前、胎児の周囲環境である羊水の成分に「テストステロン」という保護ホルモン(糖のエネルギー代謝を高める)が高いことと自閉症が関連していることが報告されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最新の研究で、羊水の成分に「エストロゲン」が多いほど、自閉症になる確率が高いことが同じグループから報告されました(

Molecular Psychiatry Published: 29 July 2019)。

 

 

 

 

 

 

以前、羊水中に高いと考えられていた「テストステロン」は、実際はエストロゲンに変換されていたことが分かったのです。

 

 

 

 

 

 

さらにダイレクトに胎盤からエストロゲンが作られることも、羊水のエストロゲンを高めていることも分かりました。

 

 

 

 

 

 

 

羊水のエストロゲンが高いとなぜ自閉症になるのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

羊水のエストロゲンは胎児の脳に移行します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エストロゲンは、神経細胞の興奮毒(GABA シグナルをブロック)となって死滅させていきます。これが自閉症を引き起こすのです。

 

 

 

 

 

 

 

母親のストレスが高いと、胎盤からエストロゲンが産生されたり、ストレス物質が産生されます。

 

 

 

 

 

 

 

これが胎児の環境(羊水)を「シックネス・フィールド(病気の場)」に変えていきます。

 

 

 

 

 

 

 

子供のてんかん自閉症学習障害などは、母胎のストレスが原因となっているのですね(^_-)-

『環境汚染が病原体を作る!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

みなさんは、”病原体”なるものが存在すると思っておられるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

ナノ粒子(nanoparticles )の危険性を以前からお伝えしてきました。

 

 

 

 

ナノ粒子は病原体(マンプス、MAMPs=外来性の炎症ゴミ)を作るという驚きの研究が発表されています(PNAS July 3, 2018 115 (27) 7087-7092)。

 

 

 

 

 

 

「アスペルギウス(Aspergillus fumigatus)」というカビの一種があります。

 

 

 

 

 

 

糖尿病やステロイドなどの免疫抑制剤を使用していると、このカビに感染して肺炎になるとされています。

 

 

 

 

 

本当でしょうか?

 

 

 

 

 

私は以前にもお伝えしたように、大気中に常在しているカビ自体が肺炎を引き起こすとは考えにくいという立場です。

 

 

 

 

 

 

もしカビ自体に病原性があるのなら、糖尿病やエイズのような免疫不全でなくても感染するはずです・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

今回、カビの胞子の周囲に、人工的に放出されたナノ粒子が集積することで、”炎症ゴミ”となることが報告されています。

 

 

 

 

 

 

 

カビの胞子単独、あるいはナノ粒子(今回は二酸化ケイ素を使用)単独では、炎症を引き起こしません(本当は、二酸化ケイ素は単独でもナノ化すると炎症を引き起こします)。

 

 

 

 

 

しかし、「カビ+ナノ粒子」ではじめて炎症を引き起こすことが、試験管および動物実験で明らかになったのです。

 

 

 

 

 

 

「カビ+ナノ粒子」は、なんと食細胞(マクロファージなど)の掃除を回避して、エンドトキシンと類似の炎症を引き起こします。

 

 

 

 

 

 

都会に花粉症が多いのも、「環境汚染物質+花粉(オメガ3の過酸化脂質)」がアレルギー反応をもたらしていることが分かりますね。

 

 

 

 

 

花粉症のある人が、花粉の多い田舎でも発症しない理由がここにありそうです(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の研究からも、病原体などは本質的には存在せず、人工的な収修飾を受けたものが、はじめて病原性を発揮するということが明らかになりました(^^♪。

 

 

 

 

 

もちろん、病原性を発揮する最大の原因は、私たち側の糖のエネルギー代謝の低下です(^_-)-☆。

『なぜあなたは歯ぎしりするのか?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

みなさんは、"歯ぎしり(bruxism"する習慣はありますでしょうか?

 

 

 

 

 

特にストレスが高まる夜中には、歯ぎしり(stress-induced bruxism activity)がひどい人を私も何人か経験しています。

 

 

 

 

 

 

私自身も歯科医に夜中の歯ぎしりを指摘されて、一時的にマウスピースをつけていた時期があります。

 

 

 

 

 

 

歯は上部が窪んだ形になっていますが、これが慢性的な歯ぎしりでエナメル質が削れて平たんになっていきます。

 

 

 

 

 

歯茎への負担も強くなり、歯痛の原因にもなります。

 

 

 

 

 

 

ストレスが高いということが分かるのですが、なぜ歯をすり減らすような反応が起こるのかを深く考えたことはありませんでした。

 

 

 

 

しかも、歯ぎしりによって顎関節症になるとも言われていました。

 

 

 



さて、歯ぎしりを調べると大変興味深いことが分かりました(^^♪。

 

 

 

 

 

なんと、歯ぎしりにはストレスを軽減する作用があることがすでに動物実験で報告されていました(Clin Oral Investig. 2010 Apr;14(2):153-60)。

 

 

 

 

 

 

歯ぎしりは、コルチゾール、アドレナリンを低下させて、消化管の潰瘍形成、胸腺・脾臓の委縮などを抑えていたのです!

 

 

 

 

 

 

 

つまり、歯ぎしりはストレス対策という私たちの防御反応の一つだったのですね(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、そのストレス対策法は、歯を摩耗させるというマイナス面があります。

 

 

 

 

 

 

「肉を切らせて骨をたつ」

 

 

 

 

 

苦肉の対策法といえるでしょう。

 

 

 

これが分かると、顎関節症は、私た今までお伝えしてきたように、ストレスそのものが引き起こすもので、歯ぎしりが直接の原因ではありません。

 

 

 

 

 

もちろん、歯ぎしりは歯を犠牲にするので、より根本的なストレス対策(自己内省=糖のエネルギー代謝を高めること)が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひょっとすると、爪を噛むという習慣も、ストレス対策なのかも知れませんね(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

『ストレスは好奇心を低下させる!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

みなさんは、ストレスをどのように対処しておられるでしょうか?

 

 

 

 

 

私はこの歳になって、人間にはストレス耐性がまったくない人から高い人までかなりのバリエーション(タイプ)があることを知りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、どのタイプでも糖のエネルギー代謝が低下すると、途端に不機嫌になり、他者に対する思いやりが低下していきます・・・・

 

 

 

 

 

 

さて、野生のウグイス(songbirds)を捕まえて、4週間の変化を調べた研究が報告されています(Scientific Reports, 2019; 9 (1) )。

 

 

 

 

 

この研究では、捕獲というストレス状態で野生のウグイスの脳の変化を調べています。

 

 

 

 

 

 

 

なんと、あのPET検査を利用して、脳のドーパミンdopamine)の動きを調べました。

 

 

 

 

 

ストレスが高くなるにつれて、脳のドーパミンの受容体が減少していきました。

 

 

 

 

 

 

脳のドーパミンの受容体が減少するほど、ストレス反応(羽を逆立てるなど、feather ruffling)を示しました。

 

 

 

 

 

つまり、ストレスによってドーパミンが減少したということです。

 

 

 

 

この研究では調べられていませんが、その代わりにセロトニンが増加しているはずです。

 

 

 

 

 

 

ドーパミンが高いほどストレス耐性があるとも言えます。

 

 

 

 

 

 

好奇心旺盛(高ドーパミン)なときは、ストレス耐性が高い。

 

 

 

 

 

そして、ストレス下では好奇心はなくなっていく(それよりも自己保存に向かう)ということですね(^^♪。

 

 

 

 

 

 

 

ストレスが溜まると創造性は低下していくのです。

 

 

 

 

 

 

 

生命体の進化の鍵は、ストレス対処が鍵を握りそうです(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

 

しかし、野生の鳥にPET検査をして高線量の放射線を被ばくさせる研究は、問題ですね(^_-)-☆。

 

『睡眠学習を向上させる方法』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

みなさんは、睡眠中に夜中に起きることがあるでしょうか?

 

 

 

 

 

加齢とともに睡眠が浅くなってきます。

 

 

 

 

睡眠障害があると疲れが蓄積していくので、日中のパフォーマンスがかなり低下します・・・・・

 

 

 

 

以前、ハンモックのように揺ら揺らと揺らすと、睡眠が深くなるという動物実験の結果をお伝えしました。

 

 

 

 

 

今回、18人の健康人を対象に、揺ら揺ら揺れるベッド(ロッキングベッド、rocking bed)の睡眠に対する効果を調べた研究が報告されました(Curr Biol. 2019 Feb 4;29(3):402-411.e3)。

 

 

 

 

 

就寝中に持続的に揺れを与える実験です。

 

 

 

 

 

その結果は・・・・・

 

 

 

 

 

●ロッキングの揺れは、睡眠の脳神経細胞の振幅と同調(entrain)した。

 

●深い睡眠時間を増やした。

 

●記憶に関係する脳波(sigma activity)が増加した・・・・etc.

 

 

 

 

 

就寝中に持続的に揺れるベッドでは、睡眠が深くなり、かつ記憶力も上昇するという結果ですね(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

 

 

睡眠学習をアップさせたい人は、就寝中に揺れるロッキングベッドが最適かも知れません(^^♪。

 

 

 

 

 

 

 

この研究を待つまでもなく、すでにロッキングベッドが販売されています。

 

 

 

 

 

私も次にベッドを買い替えるときには、ロッキングベッドにしたいと思います(^^♪。

 

 

 

 

『意識がないと死亡しているのか?』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

 

みなさんは「植物状態vegetative state)」あるいは「脳死」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

この状態では、刺激しても目を開けることもなく、動くこともできません。

 

 

 

 

 

 

 

重症の頭部外傷や脳内病変では、よく遭遇します。

 

 

 

 

 

 

 

この状態で延命処置をしていると、本人およびご家族の負担になる・・・・・

 

 

 

 

 

 

しかし、医療現場では、それよりも「臓器提供(organ donation)」の方に大きな関心が向けられています。

 

 

 

 

 

 

多くの調査では、植物状態vegetative state)の人が臓器提供の意思を表明している場合、より高い確率で死亡宣告されます(;^_^A

 

 

 

 

 

 

これは、究極の対処療法として「臓器移植」くらいしか新しいことをやることがなくなったからです。

 

 

 

 

 

 

「臓器移植」は多大なコストが嵩みます(手術+検査+多大な薬品代金・・・・・)。

 

 

 

 

 

 

 

地獄の沙汰も金次第・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし。。。。。。。

 

 

 

 

最新の研究では、このように植物状態vegetative state)」あるいは「脳死」と診断されたケースの15%は、意識が脳波上は実際にはあり、回復可能であることが報告されました(N Engl J Med 2019; 380:2497-2505)。

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで臓器提供の対象となった人たちは、外界の刺激に反応できなかっただけで実際には意識があったケースが多かったのです。。。。。( ;∀;)

 

 

 



OMG!

 

 

 

車の部品のように「臓器が悪くなれば、取り換えれば良い」という安易な”発想”(究極の対処療法)に警告を与える研究でした(^_-)-☆。

 

 

 

『”難攻不落”の悪性脳腫瘍の特効薬!』

心身のダイエットパーソナルコーチのパレオドクタ―崎谷です。

 

 

 

 

みなさんは、脳にもがんができることを知っておられたでしょうか?

 

 

 

 

 

脳のがん(脳腫瘍)はその治療のむつかしさもあって、非常に予後が悪いです。

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、脳の良性腫瘍もあり、これは単なる”できもの”ですから、がんではありません。

 

 

 

 

 

ただし、良性腫瘍であっても、脳の狭い空間に拡大すると、生活の質を落とすような様々な症状を呈してきます。

 

 

 

 

 

 

この良性腫瘍の場合は、脳神経外科は重要な役割をします。福島先生のような「ゴッドハンド」で有名なテクニシャンの本領発揮の場ですね(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

ところが・・・・・・

 

 

 

がんの中でも悪性脳腫瘍(glioblastoma multiforme (GBM) )は、非常にシビアです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

手術・放射線・抗ガン剤のいわゆる三大療法を行ったとしても、1年持つか持たないくらいです(平均生存率 15ヵ月程度)。

 

 

 

 

 

 

 

 

がんの指標としては「5年生存率(The 5-year survival rate)」というものが使用されていますが、この指標でいくと悪性脳腫瘍(GBM)は、10%以下です(診断されてから、ほとんどは5年も生きられない)。

 

 

 

 

 

 

 

ここでは「ゴッド・ハンド」でもまったく歯が立ちません・・・・

 

 

 

 

 

 

そのがんの中でも難治の悪性脳腫瘍に対して、オールドドラッグであるアスピリンが改めて有効であることが最新の研究で報告されました。

 

 

 

 

 

 

 

素晴らしい!

 

 

 

 

 

 

 

 

ただし、アスピリンでは特許が切れているので、アスピリンに添加物を混ぜて液体状にした液体アスピリンIP1867B )を用いています。

 

 

 

 

 

液体アスピリンIP1867B )を は、保湿剤として使用される添加物トリアセチン(triacetin)や人工甘味料として米国で使用されているサッカリンsaccharin)と混ぜて液体にしたアスピリンです。

 

 

 

 

 

この液体状のアスピリンIP1867B)は、マウスの悪性脳腫瘍(High grade gliomas, glioblastoma multiforme (GBM) )モデルや細胞実験で、がんの大きさを著明に軽減したことが報告されました(Cancer Lett. 2019 Aug 28;458:29-38)。

 

 

 

 

 

 

過剰な細胞増殖、転移、炎症などを抑えることが明らかになりました。

 

 

 

 

 

 

液体アスピリンIP1867B )は、アスピリン+健康に害を及ぼす添加物てんこ盛りの医薬品です。

 

 

 

 

 

 

 

したがって、アスピリン単独で投与すれば、さらに効果は高まるでしょう(^_-)-☆(ちなみにアスピリンの錠剤型も添加物てんこ盛りです(^^♪)。

 

 

 

 

 

 

この論文では、糖尿病などの糖のエネルギー代謝が低いメタボの状態であれば、脳腫瘍の予後がより悪くなると正直に書いています。

 

 

 

 

 

がんでは糖のエネルギー代謝が低下するため、組織の浮腫(水ぶくれ)が起こります。

 

 

 

 

 

 

悪性脳腫瘍でも脳が腫れあがります(脳浮腫)が、脳の場合は硬い頭蓋骨に収納されているため、脳が腫れると命に関わります(脳ヘルニア)。

 

 

 

 

 

そこで、昔から悪性脳腫瘍の三大療法前後にステロイドが使用されています。

 

 

 

 

 

 

ステロイドは、糖のエネルギー代謝を止めるため、悪性脳腫瘍の予後が悪くなるのです。

 

 

 

 

 

 

そのステロイドの副作用もアスピリンは軽減できるメリットがあるとも書いています(^_-)-☆。

 

 

 

 

 

 

これは、アスピリンが糖のエネルギー代謝を回すからですね(^^♪。

 

 

 

 

しっかり糖を摂取してアスピリンで糖のエネルギー代謝を回すと、「がんの場→健康の場」に変わることで、がんは安心して増殖を止めるのです(^^♪。